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みきまるファンド
優待株の中から割安で総合戦闘力が高い銘柄を選別し、3~5年の中長期の時間軸で戦う「優待バリュー株投資」を実践。何があっても決して諦めず、少しでも良い投資家になることを目指して日々精進しています。
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免責事項 : 当ブログは私が少しでも成長し、「より良い投資家」 になるための私的な勉強の場として運営しています。記事内容は一般的に入手可能な公開情報に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当ブログの記事に基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100%ご自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
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さて今日は株式投資本オールタイムベスト72位
ファイナンス理論全史 (田淵直也著、ダイヤモンド社)
の第3弾です。
今日も第2章から。
効率的市場仮説の主唱者であるファーマは、、、同僚であったケネス・フレンチとともにデータ分析を進め、ついにアノマリー(特定の手法の期待リターンが高くなること)の存在を認めることになる。
1993年、2人は「ファーマ=フレンチ・モデル」なるものを発表した。これはCAPM(Capital Asset Pricing Model 資本資産評価モデル)の拡張版とも言えるもので、株式の期待リターンは、
1. CAPMが予測する市場ポートフォリオのリスクプレミアムから生まれるものに加えて、
2. 小型株効果
3. 割安株効果
からももたらされるとした。期待リターンの水準を決定する要因が3つあるので、これをファーマ=フレンチの3ファクターモデルと言う。このうち2と3がアノマリーである。
これで、グレアム=ドッド村のサルたちが好成績を上げていることも一応は説明できる。
ちなみに、ファーマ=フレンチ・モデルの応用版として、ファクターをもう1つ増やした4ファクター版なども提唱されている。4つ目のファクターとされるのは、モメンタム効果と呼ばれるものである。
私は毎年の基本目標として「TOPIX+20%」の成績を上げる事を掲げているのですが、この20%を得るために最も大きな力があると考えているのが
小型株効果
です。そこに更に優待バリュー、資産バリュー、収益バリュー、モメンタム/トレンドフォロー手法を組み合わせる「集学的戦法」によって目的を叶えようとしているわけですが、それを学術的に言うと、
ファーマ=フレンチの4ファクターモデルをベースに、そこに日本独自の株主優待制度を徹底利用することによって、更なるパフォーマンスの上乗せを狙って戦っている
ということになるわけです。えへへ、物は言いよう、なんだかカッコいいですね。(笑)
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Last updated
May 13, 2018 08:25:49 AM
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