Profile
みきまるファンド
優待株の中から割安で総合戦闘力が高い銘柄を選別し、3~5年の中長期の時間軸で戦う「優待バリュー株投資」を実践。何があっても決して諦めず、少しでも良い投資家になることを目指して日々精進しています。
|
Free Space
免責事項 : 当ブログは私が少しでも成長し、「より良い投資家」 になるための私的な勉強の場として運営しています。記事内容は一般的に入手可能な公開情報に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当ブログの記事に基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100%ご自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
|
Category
(90)
(1954)
(3742)
(39)
(93)
|
|
さて今日は株式投資本オールタイムベスト72位
ファイナンス理論全史 (田淵直也著、ダイヤモンド社)
の好評第5弾です。
今日は第5章 行動ファイナンスがもたらした光明 及び 第6章 統計的手法と人工知能が別次元に導く未来 から。
ファーマ=フレンチ・モデルで小型株効果や割安株効果を学んでも、やはり誰もが知っている大型で割高な株に投資してしまう。。。人間の心理バイアスとはそういうものなのである。。。いうなれば本能に根付いているものなのだ。それは無意識のうちに人の判断を導く。しかも、自分がバイアスにとらわれていることに人は気がつかない。だからこそバイアスは消えない。そしてアノマリーはなくならず、バフェットは利益を出し続ける。
市場の非効率性は、、、主に人間の心理的な歪みによって生み出される。
行動ファイナンスが本当に教えてくれるのは、人は本来投資に向いていないということである。
バフェットは、歴史から学べることは、人が歴史から学ばないということであると言っているが、それは心理バイアスの強さを言っている。また、この言葉は、「歴史」という言葉を「行動ファイナンス」に置き換えてもそのまま通用する。
実力のある者が短期的に勝てるとは限らない。だが長期的には勝てる可能性がどんどん高まっていく。実力は、時間をかけてゆっくりとしか姿を現さない。。。そしてその実力は、本能に抗うことによってのみ手にできる。
この「人は本来投資に向いていない」と言うのは名言と思います。私たちが先祖から受け継いだ動物的な本能に従って投資をすると、長い目で見るとほぼ負けます。市場とはそういうところなのです。つまり、
我々投資家は、「市場で勝ち残れるように本能を制御し続ける」ことが致命的に大切
なんですね。(続く)
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 22, 2018 07:29:36 PM
もっと見る
|
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
エラーにより、アクションを達成できませんでした。下記より再度ログインの上、改めてミッションに参加してください。
x