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カテゴリ:株式投資全般
さて今年もほとんど半分が終わろうとしているわけですが、今のところ対TOPIXでも凡庸なパフォーマンスに留まっており、正直に言って自分自身の戦いぶりに対して「非常に苦戦しているな。」という忸怩たる印象を持っています。
今日は、個人的な内省的なメモとして、前半戦の自分の何がいけなかったのか? を反省しておきたいと思います。尚、以下の記事は「誰にも投げてない、自分自身に対しての物」で、読者の皆様に向けたものでは全くありません。そのため、皆様方に置かれましては本日はここまででお立ち去り戴いて結構です。仮に、どうしても、この先を御覧になられる場合には、「私の秘密の心の中」をそっと見ているということを御了承下さい。。。。。。 、、、、、、そうですね、今年の前半戦でいけなかったところはたくさんあると思うのですが、まず一番いけなかったのは「保守的でディフェンシブなポートフォリオ」を組み上げていたところです。そして自分が精神的に守備的になっていた背景にはいくつかの要因があるのですが、1つ目はアベノミクス下で良好な相場環境が非常に長く続いていることから、「そろそろミーン・リバージョン(過去の平均水準への相場回帰)で低調な相場になっても不思議ではないな。勝つことよりも負けないことを優先してPFを組み上げよう。」という意識がありました。 また2つ目には、最近の新進気鋭で素晴らしいパフォーマンスを上げている若手投資家の方々を見ていると、「成長力があって、株価が新高値を更新し続けており、力強いモメンタムを発揮している銘柄、いわゆるモーモー株(more momentum株)であるならば、ファンダメンタルズは一切関係ない。PBRが5倍、10倍でも全く気にしない、何だったらPBR20倍でも許容する。」と言う様な強気の姿勢の方が多く、これが2005年頃のホリエモンバブルの頃の相場の空気感と似ているのが自分の中で強い危機感に繋がっていたということもありました。 更に3つ目には、これは極めて個人的なことなのですが、今年2018年をプラスのパフォーマンスで終わると、2009年から連続10年のプラスリターンとなるということもありました。自分が尊敬しているある投資家の方の言葉に、「最低でも10年連続、出来れば20年連続で利益を上げ続けることが出来なければ真の投資家とは言えない。」というものがあって、その大切な10年目となる今年はとにかく手堅く利益を上げていきたいという意識が強かったのです。 そしてこの3つの要因が重なり合って、創造力、攻撃力、機動力、新戦力、遊び心に欠けた、保守的でやや鮮度と総合戦闘力の落ちた新味のない古ぼけた、脳内ポエムなピントの合わないポートフォリオ編成に繋がり、その必然の結果として前半戦の成績が振るわなかったということだと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 16, 2018 06:02:04 PM
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