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カテゴリ:株式投資全般
さて今日は株式投資本オールタイムベストシリーズ74位
Market Hack流世界一わかりやすい米国式投資の技法(広瀬隆雄著、東洋経済新報社) の最終回第4弾です。 今日は10か条の10番目、謙虚であれ について見ていきましょう。 投資を始めたばかりの人は(いつになれば必要最低限の知識を全部マスターできるだろうか?)ということに思いをはせます。そんな皆さんに、 悪い知らせ があります。「これさえ知っておけば、OK」という、免許皆伝のようなことは、残念ながら投資の世界にはありません。 投資の世界でイチコロに死ぬのは、(最小限の努力で、最大のリターンを)と横着なことを考える奴 です。 これは強烈な一句ですね。本当にその通りだと思います。 私たちが日々を戦っている投資の世界というのは生半可なところではない んですね。マーケットではあらゆる投資家がそれぞれのベストを尽くし、知恵を絞り、最大限の努力を重ねながら、極限の戦いを続けています。そうした地獄の世界で、 不勉強であったり怠惰であったり、闘うのに必要な最低限の知識や情熱が欠けている投資家は、その場に留まっているのではなく相対的に退化・劣化し、後退していく のです。 広瀬さんの言葉はその非情な現実をまざまざと教えてくれますね。 昨日より、今日のほうが少しだけよい投資家になりたい 、、、そういう地に足のついた態度で粛々と研鑽を積む以外に、成功への道はない。 昨日より、今日のほうが少しだけよい投資家になりたい とても心に響く言葉ですね。私も言われてみるとこの一心だけで18年間を戦って来たんだと感じました。自分がブログを書いているのもすべてそのためです。 さてこれでこの本の紹介は終わりです。投資の名著には日本人著者によるものがほとんどないのが残念な現状ですが、この広瀬さんの1冊は貴重で稀少な例外となる素晴らしい傑作です。未読の方は是非。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 28, 2018 07:33:10 PM
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