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カテゴリ:株式投資全般
さて今日の日記は株式投資本オールタイムベスト76位
ワイコフの相場大学 (リチャード・ワイコフ著、パンローリング社) の後編です。 疑わしい卵はほとんど常に悪い卵である。 前世紀の大投資家 ジェラルド・M・ローブ も、 「利益が小さく安全なインカムを得ようとすると必ず損失を招くと信じている。」 と述べました。私は基本的に「配当を重視しない、高配当株をあまり評価しない。」投資家なのですが、この自分の価値観には、ワイコフやローブ、オニールら偉大な先人達の教えが強く反映されています。 この職業(トレード)の際立った利点は、間接費や従業員などの負担や面倒が一切絡まない状態でやっていけるという事である。自由になる時間が1日に2~3時間しかなくてもかまわないし、すべての時間を費やしても良い。トレードの間隔は好みのままで、たまでもいいし、ずっとでもいい。 つまり、トレーダーという職業には「真の自由」があるということですね。これは本当に魅力的なことですし、超名著、 デイトレード の中で著者のベレス&カプラもほぼ同じ意味のことを述べていました。 ちょっと引用してみましょう。 、、、(熟練したトレーダーの)最終的な報酬は途方もないものとなる。成功したトレーダーが味わうことのできる自由は、想像のつかないものである。ノートパソコンと電話回線があれば、世界中のどこからでも自由にトレードができ、利益を上げることができる。たいていの人が1か月かかる稼ぎをわずか2時間で稼ぐことができる。。。そして、地球上の誰も、その生活を奪うことができないのである。 いやあ、素晴らしい。 「成功したトレーダー」以上に、完全に自由でかつ時間効率の良い仕事はない ということですね。 教育費についてみれば、ほとんどすべての職業が数倍の金額を必要としている。株式トレードほど有利に習得できる職業は他にないのである。 このワイコフの「株式投資ほど有利に取得できる職業はほかにない」という指摘は鋭いと思います。我々投資家という職業には、「勝った場合にはその金額に上限の設定がない」という大きな特徴があります。実力と運が左右する非常に過酷で厳しい世界ですが、同時にその 「報酬は無限大∞」 なのも事実なんですね。 ウォール街でお金を失う方法 wwwwww。簡潔でいいですね。(笑) でも、現代の相場でもこのワイコフの1~3を一生懸命に実践してしまっている「喜劇的な凍死家」が後を絶たないんですね。 さて、これでこの本の紹介は終わりです。どうでしょう? あまり知名度の高くない本ですが、皆様もかなり読みたくなってきたのではないでしょうか? とても良い本ですので、未読の方は是非。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 19, 2018 08:07:26 PM
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