みきまるの優待バリュー株日誌

2018/10/17(水)17:47

2018主力株概況19位、ジーエルサイエンス。

優待株について(3761)

​​​​​​​​ ​​さて今日は 2018主力株概況シリーズ です。今年2018年に新たに主力化した超フレッシュな銘柄ですね。♬​ 19位 7705 ジーエルサイエンス (東2、3月優待) ◎◎◎  PF時価総額19位の主力株は、分析装置、消耗品メーカのジーエルサイエンスです。  (上記データは会社ホームページより引用)  現在の株価は1675円、時価総額187億円、PBR0.91、自己資本比率は63.4%と良好、今期会社予想PER8.59(7月31日業績上方修正)、配当利回り1.8%(30~32円)、総合利回り2.4%(30+10=40円)で、優待は100株保有で1000円相当のVisaギフトカードなどです。​​ (上記データは会社説明会資料より引用)  ​​​ジーエルサイエンスへの主力参戦の理由は以下の通りです。 1. 今期は投資負担が重く当初は減益予想であり、それが嫌気されて株価は絶賛暴落中だった(7月31日の業績上方修正を受けて現在はやや上昇)が、それは生産量強化のための新工場建設や、5年ぶりの総合カタログの発刊のための先行投資と理由がはっきりとしており、数年単位で見れば今期のジーエルサイエンスは、「一時的な停滞期」 つまり、​  ​​​グリッチ​​​  であると考えたこと。 (上記データは会社説明会資料より引用) ​2. 今期の業績上方修正の理由は、子会社で半導体製造用の石英部品を手掛けている5217テクノクオーツの好調によるものだった。私は一過性の特需によるものなのかな?と思っていたのだが、IRによると、「実は前期・前々期から半導体市況が好調で、その状態が続いている。そして当社が扱うのは半導体製造装置の消耗品なのですぐに需要が落ち込むことはない。また(近い将来に落ち込みそうな)その兆候もない。」とのことだった。つまり、 今期だけでなく来期以降も業績が良さそうなことを評価 した。​ 3. 最近ではツイッターやブログなどの発達によって「短期間で利益になりそうな投資関連の良いアイデア」はあっという間に共有されて爆発的に広まってしまう。つまり競争過多の状況に陥っている。その意味ではジーエルサイエンスは少なくとも今年はそれほど好調な業績予想ではないために大きく人気化する理由がないし、短期的に騰がりそうな要素があまりない。そして、私の様な「のんびり屋さん」で ​時間軸が長めの中期(2~3年)投資家にとっては、過疎化して不人気である現状が逆に心地よい。​ 4というか、おまけ. ジーエルサイエンスは2017年11月22日に株主優待制度を新設した。ちなみにここは1968年2月に設立されており、今年2018年は「創立50周年」のアニバーサリーイヤーとなる。こういう節目の年にキリ良く上位市場(東証1部)を目指そうとする会社は非常に良くあり、ジーエルもT1昇格を狙っている可能性があると考えた。ただし優待新設によって株主数は1042名(2017年9月期)から1656名(2018年3月期)へと増えたものの、東証1部指定替えに必要な2200名は現時点ではまだ満たしていない。  → その後IRに直接質問しました。それによると、「昨年株価が急騰した時に個人投資家の方が株を売ってしまい、株主数がごぼっと500人ほど減ってしまった。あんまり株主数が減ると色々と弊害があるので、それで株主優待制度を導入した。東証1部昇格については、将来的には、、、と思っているが、この2~3年はない。今の所(T1昇格の)申請もしていない。」ということでした。  、、、という事で、「数年単位」の時間軸で見て私はここを主力化しました。玉の重みで自分自身が精神的に耐えきれなくてクラッシュするということがない様にJ1下位の資金配分としています。(笑)今後の業績推移をしっかりと見ながらホールドしていく予定です。​ 2018主力株概況シリーズ 免責事項 2018主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに絶対に必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこい独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きますよう、伏してお願い申しげます。​​​​

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