2018/11/25(日)13:44
マーケットの魔術師シリーズをまとめて見てみよう 2018年編。
さておかげ様で超絶な大好評を戴いている「株式投資本オールタイムベストシリーズ」ですが、今日はそのスピンアウト企画として、永遠の名著である「マーケットの魔術師シリーズ」をまとめておきましょう。
尚、2018年のスピンアウトシリーズ第1弾として
凄腕モメンタム投資家を見てみよう 2018年編
第2弾として
凄腕バリュー投資家を見てみよう 2018年編
を既に以前にアップしていますので、是非こちらも合わせて御覧下さい。
さて「マーケットの魔術師シリーズ」はこれまでに下記の7冊が出ています。
その中で今回は、本家であるジャック・D・シュワッガーによる青・白・桃・紫の「すべてが異次元の神本」の4冊に加えて、著者は違うものの非常に出来が良くシュワッガー本に肉薄するクオリティとなっている赤も入れて、全部で5冊を紹介します。
尚、アート・コリンズによる緑と黄に関しても既に書評は1年前に書き上げています。ただ今回紹介する5冊と較べると残念ながらそのクオリティが若干劣るため、今の所は残念ながらまだ出番が来ていません。でもこれはアート・コリンズをディスっているわけでは全くありません。
緑と黄も単体で見れば「十分な名著」ですし、実際近日中にシリーズに登壇予定です。そして今回の記事建てがこのタイミングになったのも、いよいよ間近に迫ったコリンズ本紹介への布石という面もあります。(笑)
ただ、青白桃紫赤の5冊があまりにも、異常に素晴らし過ぎるだけなんですね。それでは始めましょう。
4位 マーケットの魔術師 (ジャック・D・シュワッガー、パンローリング社)
損切りの大切さをこれほど分かりやすく教えてくれる本はないです。 シリーズ最高傑作にして100年後にも名著間違いなし太鼓判 の時を超える名作ですね。
1. 総論
2. エド・スィコータの名言に酔いしれる
3.ポール・チューダー・ジョーンズ
4. マイケル・スタインハルト
7位 マーケットの魔術師 株式編 (ジャック・D・シュワッガー、パンローリング社)
名著揃いのマーケットの魔術師シリーズですが、明日からの株式投資に直接的に「読む覚醒剤」のように役立つという意味においては、この3作目の桃本がシリーズ中で一番優れていると思いますね。
1. 総論
2. スティーブ・コーエン
第11位 続マーケットの魔術師 (ジャック・D・シュワッガー著、パンローリング社)
マーケットの魔術師シリーズはどれも超傑作ですが、 第4作となるこの最新作も間違いの無い出来 です。 最新のマーケットの進化をダイレクトに生き生きと反映した珠玉のインタビュー集 ですね。特に 第13章のエドワード・ソープのところは最高 です。ここだけでもこの本の定価以上の価値があります。
前編 ・ 後編
第20位 新 マーケットの魔術師 (ジャック・D・シュワッガー著、パンローリング社)
名作揃いのマーケットの魔術師シリーズの第2弾です。ジャック・D・シュワッガー本の中では一番出来が悪いですが、それでもトータルで見ると神レベルの一冊となっています。 マーケットの格言として知られている名言の中でこのシリーズが元ネタになっていることと言うのは物凄く多い ですし、 シュワッガーによる「マーケットの魔術師シリーズ全4作」の全てを読破していることは投資家としての「必須の教養」であると考えています。
1.総論
2. スタンレー・ドラッケンミラー
3. ビクター・スペランディオ
47位 マーケットの魔術師 オーストラリア編 (アンソニー・ヒューズ、ジェフ・ウィルソン、マシュー・キッドマン著、パンローリング社)
このマーケットの魔術師オーストラリア編は前述の通りジャック・D・シュワッガーによる本家とは異なり、3人の共著による「非シュワッガー本」なのですが、実に出来が良いです。つまり、「マーケットの魔術師シリーズには全部で5色の超名作がある」ということなんですね。
1. 総論
2. フィル・マシューズ
3. ピーター・ガイ
4. ジェフ・ウィルソン
以上、「読み継がれるべき永遠の名著」揃いの、マーケットの魔術師シリーズ総集編をお届けしました。