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カテゴリ:株式投資全般
さて今日は株式投資本オールタイムベスト86位
ティリングハストの株式投資の原則 (ジョエル・ティリングハスト著、パンローリング社) の好評第4弾です。 今日は、第2章 愚かな人間の錯覚 から。 アルゴリズム、ボット、スクリーニングは投資から感情を排除することになる。クオンツ投資家(クオンツ)たちがますます利用するようになっているこれらのツールは、、、単純な仕事をめちゃくちゃにする サバン症候群 の人々のように機能することが多い。例えば、「フラッシュクラッシュ」によって、常識的な価値の推定値を大幅に下回る水準にまで、株価を一時的に下落させることになる。 → このティリングハストの指摘はまさにその通りですね。最近の株式市場は、アルゴの暴走によって上にも下にも極端に走り過ぎます。私たちはそういうAIが巣食っている新世代のマーケットで戦っているという認識が大切ですね。 投資家は、 行動、興奮、喜び、満足、社会的な評価、人気、社会的独占といった、普通の個人が求めるあらゆるものには隠れたコストが存在している ことを認識していないことが多い。 → このティリングハストの指摘は深いですね。そういえば私は投資家として、「自分が賢いように絶対に見せかけない。愚かで不様な本当の姿を、隠さずそのままダイレクトにブログに叩きつける。」ことを常に意識しています。そうしないと、投資家として成長できないと思うからです。 不快かもしれないが、投資家は一時的に非難の的になっている銘柄を保有したほうがうまくいく。人気もなく、尊敬もされず、社会的にも受け入れられていない銘柄は、たいていの場合、安値で売られている。 、、、今の日本株市場だと、不動産関連、ノンバンクを中心とした金融・地方銀行、地方スーパーあたりでしょうか。ただ私はこれらの銘柄をポートフォリオ上位に大量に組み込んでいて、不快なだけでなく実際にちょっと死にそうですが、、、(滝汗) 可能な限り将来を見通そうとすべきである。勇敢かつ狡猾でなければならない。税金と手数料と取引コストを最小化しなければならない。 ティリングハストは繰り返し、ポートフォリオの回転率を下げて税金と手数料を節約することの大切さを説いてくれます。証券会社は絶対にこんなことは口が裂けても言わないですが、(笑) 本当に重要なことですね。(続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 15, 2019 05:17:09 PM
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