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カテゴリ:株式投資全般
さて今日は株式投資本オールタイムベスト88位
株式投資で普通でない利益を得る (フィリップ・フィッシャー著、パンローリング社) の好評第10弾です。 さて今日も、 第9章 ほかにも避けるべき5つのポイント から。 投資家が将来に大きな利益が期待できる株を見送って、はるかに少ない利益の株を買ってしまう理由は分かっている。彼らは、「まだ上がっていない株」を重視するあまり、無意識のうちに全ての株は同じくらい値上がりするもので、すでに大きく値上がりした銘柄はそれ以上上がらないか、まだあまり上がっていない銘柄はどこか「相応」のところまで上昇すると思い込んでいるのだ。しかし、それはまったくの誤解である。この数年で株価が上がったかどうかは、その株を今買うべきかどうかの判断とはまったく関係がない。 、、、この章で、フィリップ・フィッシャー先生は、我々投資家が何故「バリュートラップ」にハマってしまうのかをこれ以上ないくらいに分かりやすく解説してくれています。(滝汗) 私は投資家人生のほとんど全てをバリュー投資家として過ごしてきました。そしてバリュー投資手法が持つその「再現性」や「堅牢性」のおかげで、世界最弱市場のここ日本でほぼ20年間を元気に生き抜いて来れたわけですが、同時に自分にはこの「目の前の数字だけを凝視していて全くちーとも未来が見えていない」傾向が強くあり、過去何度も「バリュートラップ沼」に嵌まり続けてきました。 そしてこの悪癖は、気を抜くとすぐに再発します。自分の現在のポートフォリオ上位銘柄を俯瞰すると、「見た目の指標的には安いけど将来が展望しにくい、クオリティーの低いバリュートラップ銘柄」が再びじわじわと増えてきてしまっていると認識しており、早急な改善・修正が必要であると認識しています。 このように、ほんとにフィリップ・フィッシャー先生の指摘はいつも極上に素晴らしいんですね。(玉汗) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 25, 2019 06:10:06 AM
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