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Dec 17, 2019
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カテゴリ:株式投資全般
​​​​ さて今日は株式投資本オールタイムベスト97位






「恐怖で買って、強欲で売る」 短期売買法 (ローレンス・A・コナーズ著、パンローリング社 2019年)








 

 の好評第3弾です。​








 今日も、いきなり最高の出来である、第1章 恐怖と強欲と相場 から。
















 6. 市場で恐怖が高まったときにシステム化・定量化された方法で買うのは市場に存在する数少ないエッジのひとつ



​ 恐怖が高まるほど、証券価格のゆがみは大きくなる。ということは、あなたにとってエッジが大きくなるということ だ。​






 7. 恐怖心は人に生まれつき備わったもの



 「人は恐怖に襲われると、脳の知的な働きをする部分が優勢でなくなる。脅威に直面すると、リスク評価や行動にかかわる皮質が機能しなくなる。言い換えると、論理的な思考は感情に圧倒されるため、短期的な解決法や発作的な反応を好むようになる。」


 この点を忘れないでもらいたい。これが今から学ぶトレードのエッジやバイアスが存在する重要な理由のひとつだからだ。






 8. すべての恐怖心が同じ意味を持つわけではない



 A. 株式の個別銘柄と株式のETFでは、強気相場のときの恐怖は弱気相場のときの恐怖よりもはるかに短期間しか続かない傾向がある。


 B. シグナルが点灯する前の数日の値動きが役目を果たしている。 ​1日だけの恐怖よりも、蓄積された恐怖のほうがはるかに良い。​


 C. ギャップを空けて下げないときの価格よりも、翌日も恐怖が続くせいでギャップを空けて下げたときの価格の方が良い。


 D. 恐怖の高まりで買うのに最もふさわしいときのひとつは、恐怖(そして、パニックはもっと良い)が日中に高まっているときだ。投資家とトレーダーが急落に理性的に反応できる時間は限られていて、しばしば狼狽する。








 
、、、どうです。コナーズの洞察力、文章を簡潔にまとめ上げる知力、凄くないですか? 私は読んでいて震えが来ました。








 
 そしてこの本を読んで、「恐怖が持つエッジの大きさ」に深い感銘を受けました。それは私たち投資家にこれまでに与えられてきた、小型株(サイズ)効果​ ​割安株(バリュー株)効果​ ​モメンタム効果 に並ぶか、もしくはそれらを超える程の優位性があるんだということをはっきりと認識しました。








 また 金融工学の発展によって上記の効果がどんどんと薄れてきている 中で、人間心理の根源的な弱点に付け込んだ非常にクールなやり方である「恐怖効果」は未だに全くその効力に翳りが見られないということも学びました。








 この本から得られた知見は本当に大きかったです。(続く)
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Last updated  Dec 17, 2019 05:44:03 PM



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