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みきまるの優待バリュー株日誌

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Jul 27, 2020
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カテゴリ:株式投資全般
さて今日は株式投資本オールタイムベストです。第106位は、






相場師マーク・リッチ (ダニエル・アマン著、パンローリング、2020年)








 です。​








 はっきり言って、表紙を見ただけでマーク・リッチはカッコいいですね。顔面に刻まれた意志の強さ、聡明さ、そして素敵なオーダーシャツと最高級の葉巻から伝わってくるSクラスのオシャレさ、一目見ただけで「この人はタダものじゃないな。」とすぐに分かります。








 後、どうでもいいことですが、今思いついたので忘れないうちに最初に書いておくと、私たちバリュー投資家と言うのは一般に、「安い、しかも使い古してヨレヨレのチェックシャツを着た、小汚くてキモい集団」と認知されていますが、私は個人的にはそれではいけないと思います。






 いかに「バリュー投資冬の時代」とは言っても、これまでの長年のキャリアの中で皆様それなりに累計では稼がれている方が多いわけですから、身なりにもしっかりと気を使って、その「資産に応じたコンフォタブルな外観」を形作ることはとても大切と考えています。









 稼いだお金はバランスよく使う必要があります。毎日命がけで市場で戦っているわけですから、その報酬として自分に適切なご褒美をあげることも必要です。それに証券口座のメダルゲームの残高だけを目をバキバキにして凝視し続けているのはとても不健全です。そして私自身、「バリュー投資家の端くれ」として自らの見た目にはとても気を使っています。







 すいません、悪い癖が出ていきなり大幅に脱線してしまいました。本文に戻ります。(汗)












 さて私たちにはあまり馴染みのないマーク・リッチですが、その一生はとてもドラマチックで、かつ我々投資家にとって、「学ぶところの極めて多い」偉大な人物です。








 今日は、本のそでの紹介文を見ていきましょう。これがまたいきなり最高に出来がいいんですね。♪








 
 マーク・リッチとは一体、何者なのか?

 

 巨大な国際石油資本が支配する独占市場をグローバルにだれでも取引できる競争市場(原油のスポット市場)を創設し、「石油市場の民主化」を実現した20世紀最大のコモディティトレーダー!



 一方で、アメリカが禁輸国に指定しているイラン、南アフリカ、キューバや、その他発展途上国の独裁国と原油をはじめとする鉱産物の取引を行い、巨万の富を築きながらも、納税を免れたアメリカ史上最大の脱税王であり、最大の悪魔であり、売国奴!



 冤罪を訴えるも、「国賊」と決めつけるアメリカ司法省から逃れるために、スイスに移り住む。17年後、熱心なクリントン支持と献金のおかげで、クリントン大統領の在職最終日に特赦を受けるも、メディアからのバッシングはやまず、帰国がかなわず、子供の死に目にも会えなかった!



 ただ、メディアが流す「マーク・リッチ像」とは異なり、リッチはイスラエルとパレスチナの和平プロセスを支援したり、パレスチナ自治政府のための訓練プログラムを実施したりしている。また、アメリカの禁輸制裁国と取引をして、そこに住む貧しい国民たちを豊かにしたことも確かである。



 偉大なトレーダーであり、売国奴であり、脱税王であり、最大の悪魔などとレッテルを貼られた、地球を相手にした謎だらけのマーク・リッチの真実の姿が明らかになる!











 くおー、この紹介文を読んだだけで、もうヤバいですね。マーク・リッチ(1934~2013)の生涯がどのようなものであったのか、凄く気になりますね。










 最初に結論を書いておくと、個人的にはこの本は「最高」でした。投資家として、マーク・リッチは目指すべき人生の目標・新たな憧れの存在になりました。








 ただし、私には「無類の悪党好き」の一面があり、もしかするとそれで評価が少し過大になったかもしれません。これが何故かというと、







 ​投資家と悪党には共通点が非常に多い​​







 からです。















 それでは次回からは、この極上の一冊のベストオブベストの大トロのところだけを一緒に見ていくことと致しましょう。(続く)





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Last updated  Jul 27, 2020 10:35:31 PM
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