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みきまるの優待バリュー株日誌

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Nov 20, 2020
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カテゴリ:株式投資全般
 さて今日は株式投資本オールタイムベスト110位






適応的市場仮説 (アンドリュー・W・ロー著、東洋経済新報社、2020年)










 の第4弾です。








 今日はいよいよ、議論が核心に迫っていく 第6章 適応的市場仮説 から。
















 
 ハーバード・アレクサンダー・サイモンは、こと経済学に関しては素人だった。彼の専門は数学や物理学ではなく、今でいう経営科学だった。



 サイモンはキャリア当初から経済的合理性の概念に取り組んだ。



 他の条件がすべて等しいとしても、手元にある情報の違いのせいで、ある人が別の人と異なる意思決定を下すことはありうる、とサイモンは結論付けた。



 ホモ・エコノミクスが機能するのに必要な最適化を行うのは、人間の頭脳では不可能だとサイモンは言い切った。
















 
 代わりに、人間は必ずしも最適ではないけれど十分に満足できるシンプルな経験則を身に付けているはずだ。




 サイモンはこうした経験則を「ヒューリスティックス」と呼んだ。彼が広めた昔からある単語だ。



 人々は最適化を行うわけではない。むしろ充足化を行い、必ずしも最適ではないけれど十分に満足できる意思決定を行うのだ。サイモンはこの理論を限定合理性と名付けた。




 サイモンは1952年に限定合理性の理論を提唱した。















 さてサイモンのこの革新的な「限定合理性」の理論はその後経済界で全く流行らず日の目を見ることはなかったわけですが、私達投資家の合理性に限界があることは実体験からも明らかです。「スーパーマン」の様な投資家なんてほとんどいないのです。








 そして実際問題、我々投資家はそれぞれのヒューリスティックスに従って投資をしています。私の場合はそれが 「優待株いけす理論」 に基づいた 「バリュー→モメンタム戦略」 な訳ですが、もちろんこれが完璧で欠点のないやり方であるなどとは夢にも思っていません。








 でも自分にとってはまずまずの力を発揮してくれる投資哲学ですし、このやり方で過去20年間で見れば、概ねベンチマークとなるTOPIXを上回る成績を上げるくらいのことは出来ました。








 そして私が毎日飽きもせず、この「みきまるの優待バリュー株日誌」というブログを書き続けているのも、膨大なアウトプットを通じて少しでも自らの現状のヒューリスティックスを改善・進化させるためなんですね。(続く)






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Last updated  Nov 20, 2020 07:50:05 AM
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