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カテゴリ:株式投資全般
さて今日は株式投資本オールタイムベスト111位
証券分析 (ベンジャミン・グレアム+デビッド・L・ドッド著、パンローリング、2002年) の第6弾です。 今日は、 第39章 普通株の株価収益率 から。 その倍率はそのときの株式市場の雰囲気やその会社の業種・業績などを反映している。1927~29年の熱狂相場の前までは、PER(株価収益率)で10倍というのが一般的な基準であった。 証券アナリストは特定の普通株の「適切な価値」について一般的な原則などは示すべきではない。そのようなものは実際には存在していない。 「いつもPER16倍以上で普通株を購入する人は最終的には大損することになる」というわれわれの論理を知っておいても損はないだろう。そうした人々はいつでも強気相場の誘惑に負けて、法外な高値で普通株を買ったもっともらしい理由をとうとうと述べ立てるものなのである。 どうでしょう、これらのグレアムの「芳醇なウイスキー」の様な言葉の数々。株式市場で「常に安全域を保ち、大きく負けない。」ために大切なことがこれ以上ないくらいの「真っ直ぐな言葉」で綴られています。 翻って、今、そのあたりの本屋さんで売られているあまたの投資指南本に、「本当に重要な事」はきちんと書いてあるでしょうか?(続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 9, 2021 08:42:08 AM
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