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Jan 10, 2021
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カテゴリ:株式投資全般
 さて今日は株式投資本オールタイムベスト111位








証券分析 (ベンジャミン・グレアム+デビッド・L・ドッド著、パンローリング、2002年)









​ の最終回第7弾です。







 今日は、 第52章 マーケット分析と証券分析 から。













 ​
​ 証券分析にはマーケット分析と比較していくつかの優位性があり、そのために、訓練を積んだ賢明な人たちにとって前者は、より成功できる分野であるとわれわれは考えている。



 証券分析では、不測の事態に対する防御ということに最大の重点が置かれる。その根底にあるのは、たとえその証券が結果的に思ったより魅力のないものだった場合でも、その投資は納得のいくものになる可能性がある、という考え方である。



 マーケット分析には安全余裕率などという概念はなく、正しいか間違っているかのどちらかであり、もし間違っていたとすれば、虎の子を失うのだ。












 ​
​ マーケット分析のほうが証券分析よりも簡単に思えるし、手早くより大きな利益を得られる可能性もある。まさにこのことが原因となって、長期的に見ると期待外れの結果となる公算が大きいのだ。



 ウォール街にもそれ以外の場所にも、一獲千金のための確実な方法など存在しないのである。











 この数年でもマーケット分析に基づいて「夢のあるバイオ株」に勝負をかけ、結果として「逆に最速で凍死家」となられる方が続出しました。








 それに対して、





 ​グレアムの「常に安全域を保った」ディーブバリュー株投資手法





 には、派手さはなくとも、この「証券分析」が記された1934年から80年間以上ずっと有効であり続けてきた、マーケットが与える「時の試練」を乗り越え続けてきたという確かな実績があります。








 私はこれからも「バリュー投資の父」グレアムが生み出した、「安全域を保ち続ける手法」をベースとして、ここ日本株市場で戦い抜いていこうと考えています。








 さて、これでこの本の紹介は終わりです。我々バリュー投資家にとっての「聖書」の書評を書き上げることは私の投資家としての「長年の夢」でした。夢の向こう側に何があるのか、自分の投資家としての冒険は、まだこれからも続きます。(終わり)​





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Last updated  Jan 10, 2021 08:06:25 AM
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