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みきまるファンド
優待株の中から割安で総合戦闘力が高い銘柄を選別し、3~5年の中長期の時間軸で戦う「優待バリュー株投資」を実践。何があっても決して諦めず、少しでも良い投資家になることを目指して日々精進しています。
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免責事項 : 当ブログは私が少しでも成長し、「より良い投資家」 になるための私的な勉強の場として運営しています。記事内容は一般的に入手可能な公開情報に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当ブログの記事に基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100%ご自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
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さて今日は株式投資本オールタイムベスト112位
コナーズの短期売買実践 (ローレンス・A・コナーズ著、パンローリング 、2011年)
の第2弾です。
今日は、第1章 ベストトレーディングパターン1 を見ていきましょう。
ボトムリバーサル
市場をトレードする方法には2つの方法がある。ひとつは、トレンドフォローの手法だ。つまり、上昇トレンドのときは買いポジションのみを取るということである。株式のモメンタムトレーダーとタートルズたちはこの手法を最大限に利用したトレーダーグループだ。
そしてもうひとつは、トレンドが反転しそうな市場を探す方法だ。コナーズVIXリバーサル、タートルスープ、8日ハイ・ロー・リバーサル戦略などがこれに相当する。
市場の反転を見つける戦略にはもうひとつ別の戦略がある。それがボトムリバーサルだ。この戦略では、下落相場が反転するときを見いだすのに足のパターンで判断する。
この戦略のルールは以下の通りである。
1. 市場は強い下落相場にある。50日と20日の単純移動平均線の下にあるのが理想。
2. 市場は底を付けたあと、1~3日間にわたって上昇する。
3. そのあと、ボトムレンジリバーサル・バーが発生する。ボトムレンジリバーサル・バーとは、終値が寄り付きよりも下で、なおかつその日のレンジの底近くで引けたバーのことをいう。
4. 翌日、市場が大きく反転したら、前日の高値の1ティック上で買う。
5. ストップの位置は最初は近くに置き、次の1~5日間はトレーリングストップを使って利益を確定する。
例を見ていく前に、このセットアップの鍵を握るルール3とルール4の状況を詳しく見ておこう。下降トレンドにある市場が少しだけ上昇して、再び下降トレンドに戻る。モメンタムプレイヤーやトレンドフォロワーは再び下降トレンドに戻ったのを見て増し玉する。しかし翌日、市場は反転して上昇したため、これらの空売り筋は立ち往生する。新たな買いが入るだけでなく、空売り筋があわてて買い戻すため、価格はさらに上昇する。
コナーズの説明と言うのは、常に分かりやすくて説得力があります。
「ルールは簡単、その裏にある市場心理の説明も的確」で、頭にスーッと入ってきます。
それでは実例を見ておきましょう。
例3 日本円(1998年3月限)
1. 下降トレンド。
2. 上昇。
3. 反転日。
4. 前日の高値を上抜く。
5. 300%以上も上昇。
今の市場でも、このボトムリバーサルのパターンは頻繁に観察されますね。 (続く)
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Last updated
Jan 16, 2021 02:09:22 PM
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