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みきまるファンド
優待株の中から割安で総合戦闘力が高い銘柄を選別し、3~5年の中長期の時間軸で戦う「優待バリュー株投資」を実践。何があっても決して諦めず、少しでも良い投資家になることを目指して日々精進しています。
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免責事項 : 当ブログは私が少しでも成長し、「より良い投資家」 になるための私的な勉強の場として運営しています。記事内容は一般的に入手可能な公開情報に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当ブログの記事に基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100%ご自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
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さて今日は株式投資本オールタイムベスト114位
コナーズの短期売買戦略 (ローレンス・A・コナーズ+シーザー・アルバレス著、パンローリング、2012年)
の第3弾です。
今日は第2章 短期の高値と短期の安値 から。
多くのトレーダーや投資家は、相場が強いときに買って、弱いときに売るようにと教えられてきた。短期的な新高値での買いは相場が堅調な兆候であり、短期的な新安値での売りは相場が弱い兆候だと考えられている。だが、私たちの22年以上にわたる調査は、これとは正反対の結果を示している。
調査結果の見どころのひとつは、S&P500が過去10日間の新高値を付けたときに買って、その1週間後に手仕舞うと、損になったという事実だ。強烈な強気相場のときに、これらの新高値で買って、その1週間後に手仕舞えば、あなたは損をしただろう。言い換えると、過去20年間を見ると、短期的な新高値を付けたその1週間後には、価格は上昇しているのではなくて、下落しているということだ。
この章を最初に読んだ時には頭をガツンと殴られたような衝撃を受けました。そしてその後で、「アッ、という事は、自分が以前から好きで、良くないと思いながらもずっと使っていた押し目買い戦略には、実は一定のエッジがあるということなんだ。押し目買いってしてもいいんだ。」と思いました。
時系列グラフで見た累積パフォーマンス
図2.5は、S&P500が過去5日間の新安値や過去5日間の新高値を付けるたびにS&P500を1枚買い、1週間後に売った場合のS&P500の損益を、累計ポイントで示している
図2.5 累積パフォーマンスの比較ーS&P500を過去5日間の新高値や過去5日間の新安値で買った場合
うーん、凄い差です。
そして有無を言わさない、異論を許さない圧倒的な説得力。
これが天才コナーズの力なんですね。(続く)
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Last updated
Mar 3, 2021 05:30:15 PM
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