みきまるの優待バリュー株日誌

2021/03/21(日)10:21

2020~21主力株概況40位、ミューチュアル。

優待株について(3748)

​ さて今日は2020~21主力株概況シリーズです。    40位 2773 ミューチュアル (東JQS、9月優待) ◎◎    ​ PF時価総額40位の上位銘柄は、製薬・化粧品・食品業界向け包装関連機械中堅のミューチュアルです。  現在の株価は923円、時価総額70億円、PBR0.61、自己資本比率は64.0%で有利子負債は0、今期予想PER7.44、配当利回り2.7%(25円)、総合利回り4.3%(25+15=40円)で、優待は「1年以上の継続保有を条件として」100株保有で1500円相当の選べる優待品などです。  今日は私の過去の選択例をいくつか見ておきましょう。  ミューチュアル優待ローストビーフ  ミューチュアル優待テーブルクーラー    ミューチュアルは指標的にも十分に安いですし、しっかりとした総合利回りも出ていますし、優待族的には実に良い銘柄と思いますね。。。。。  さて既にお気づきの方もいらっしゃるでしょうが、先日ツイッターで謎かけをしていたクイズの正解は、実はこのミューチュアルでした。 皆「もうどの株も上がってしまって買える株がないよー。」と言いますが、業績絶好調で指標的に安く更に株価もヨコヨコで余裕で買える優待バリュー株は未だにいくつもあります。 週末の主力株概況シリーズで、まさにそういう銘柄を紹介したいと思っていますが、当てる自信がある方はぜひコメントを。— みきまるファンド (@mikimarufund) March 18, 2021​​    設定条件をどのように満たしていたのか、具体的に見ておきましょう。 1. 業績推移が絶好調である。  はい、これは下記の2021年第3四半期決算を見れば一目瞭然です。3Qまでで1株益110.35円を上げているのに対し、通期予想が73.59円となっています。元々ミューチュアルは保守的な業績予想を出して来る癖のある会社ですが、「いくらなんでもこの予想数字はないだろう。4Q単体でどんだけ赤字になるんや。」と感じるくらいで、ま、いずれにせよ業績絶好調なのは間違いないですね。 2. 指標的に割安である。  PBR0.61、今期予想PER7.44、グレアムのミックス係数4.54、総合利回り4.3%なので、間違いなく割安ですね。   3. 株価がヨコヨコで推移していて大きく上がっていない。  下記の通り過去5年間完全に株価がヨコヨコです。いわゆる「岩の心電図」になっています。  (上記データはSBI証券より引用)  ​でもミューチュアルの業績はこの5年間ずっと好調だったわけで、これは逆に言うと「PBRがずっとムーンウォークしながら下がり続けている」という事にもなります。ここまで株価が動かないのにちょっと驚くくらいですね。 ​(上記データはかぶたんプレミアムより引用) 4. 魅力的な優待が付いている。  はい、これは上記で見た通りです。  いかがだったでしょうか? どんな市場環境下であっても、何故だか不人気で見捨てられた魅力的な優待バリュー株は常にこのように実在しているということですね。 2021主力株概況シリーズ 免責事項 2021主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに絶対に必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこい独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きますよう、伏してお願い申しげます。 ​​​

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る