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カテゴリ:株式投資全般
さて今日は株式投資本オールタイムベスト116位
アノマリー投資(ジェフリー・A・ハーシュ著、パンローリング 2013年) の第3弾です。 今日はアメリカ株式市場の歴史について淡々と語っている 第3章 活況と低迷の1世紀 から。 1932年7月8日に付けた安値までに、ダウ平均は価値の89.2%を失い、1929年の高値である381.17ドルの水準を超えたのは、25年以上もあとの1954年11月のことだった。 ダウ平均は1973年1月11日にベトナム戦争中の高値1051.70ドルを付けた。この高値はその後の10年間、抜かれなかった。 最近の10年間の米国株式市場の好調・活況を受けて、「世界一の覇権国家で人口動態も優れ、長期的に見て確実に成長し続けている右肩上がりの市場なので、投資はアメリカ株だけでオールOK。オワコンの日本株はドブに捨ててオールOK。」と断言する米国株ブロガーやファイナンシャルプランナーが散見されますが、実際には過去に上記の様な「長く続く低迷期」も経験しています。 もしも1929年のすっ高値でアメリカ株を全財産はたいて買い込んでいたら、人生のライフサイクルから考えてその投資家の成績は目も当てられないような悲惨なものになったことでしょう。そして今だ記憶に新しい所では、1989年のすっ高値で日本株を全財産はたいて買い込んだ投資家にも悲惨な結果が待っていました。 株式投資ではバリュエーションとサイクルを意識することが大切 ということですね。(続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 22, 2021 08:00:10 PM
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