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カテゴリ:株式投資全般
さて大変なご好評を戴いている 「株式投資本オールタイムベストシリーズ」 ですが、今日はその ベスト125 をまとめておきます。
さて私が投資家としての生を受けて20年以上が経ちました。今日紹介するのは、今までに数千時間以上をかけて読み倒してきた数百冊の投資本の中のまさに至高の「ベスト・オブ・ベスト」です。
そして同時にこの記事は、私の投資家としての 「ある意味での集大成」 とも言える内容でもあります。このベスト125には私がどのような投資家であり、何を大切にしているのか、そしてどういうことを考えて毎日を戦っているのか、の全てが表出していると思っています。
絶対の自信を持って皆様に贈る渾身の日記となります。
1~100位
なお未読の方は「持てる筆力の全てを尽くした」完全燃焼の上記のベスト120を先に御覧下さい。。。 「手仕舞いの売り」と「信用の新規売り」のやり方に焦点を当て、そこに特化した1冊です。投資本と言うのは膨大にありますが、そのほとんどは「買い」に関してのものです。そして「売り」に関しての本と言うのはあまりありません。 では何故「売り」に関する本が少ないかと言うと、「売り」と言うのは「買い」に較べて非常に難しく、手法を言語化することが極めて困難だからです。 そんな中で、今回のエルダー本は、その難解極まる「売り」のやり方を懇切丁寧に説明してくれる最高の1冊です。買って一通り読み、その後本棚に置いておくと抜群に役立ちますね。 1. 総論 2. 売りは、最後には必ず向き合う現実 3. 気分が悪ければトレードは控える 4. 買い候補のリスク・リワード・レシオを考えることが大切 5. マーケットは「平均回帰の法則」が強く働くところ 6. 株式市場のインサイダー取引の量は、一般に考えられているよりもずっと多い 7. FX 8. センチメント指標は先行する 122位 ラリー・ウィリアムズの株式必勝法(ラリー・ウィリアムズ著、パンローリング社、2004年) ラリー・ウィリアムズは世界的に有名なスーパートレーダーです。そしてこの本は彼の「実践家」としての長所が遺憾なく発揮された、投資のヒントに溢れた良書です。 1. 総論 2. 長期投資への誤信 3. われわれの目標は、株価平均のパフォーマンスを上回ること 4. 無知な投資家や大勢の考えは、たいていの場合は間違っている 5. 一番大切なのは資金管理 6. 株式市場は一貫して上昇基調をたどっている 7. ダイバージェンス(乖離)のある株価推移の銘柄を買う 123位 ラリー・ウィリアムズの短期売買法 第2版 (ラリー・R・ウィリアムズ著、パンローリング、2012年) ラリー・ウィリアムズの言葉には、「神なる市場への敬虔さ」が溢れかえっています。私達投資家は頻繁に間違えますが、全知全能の神である市場は決して間違えることはありません。何の制限もなく自由にどこへでも進んでいきます。市場を50年以上生き抜いてきた彼の言葉の1つ1つには「純金以上」の珠玉の価値がありますね。 1. 総論 2. 市場は、「倍返し」しがち 3. 「落ちるナイフは床に突き刺さって、振れが収まるまで待つ」のが大切 4. 天井と底の「2つの法則」 5. 短期トレーディングの真実 6. 正しくトレーディングするためのルール 7. 一番大切なのは、資金管理≒損失の管理 8. 恐怖心を金に換えろ 9. パーティーがいつ終わるかは、実際に終わるまで分からない 10. なぜ負けるのか? 124位 トレーダーのメンタルエッジ(ジェイソン・ウィリアムズ著、パンローリング、2013年) 中上級の投資家の方々にとっては「これはたまらん。」というずば抜けた知的興奮に溢れた本ですし、精神科医でかつ同時にラリー・ウィリアムズの息子であるジェイソン・ウィリアムズにしか書けない、逆に言うと彼だからこそかけた傑作ですね。 1. 総論 2. 脳の構造に関する基礎知識 3. なぜ日本人は投資が下手なのか? 4. ダン・ザンガー 5. 野菜畑の手法 125位 決算書「3分速読」からの10倍株の探し方(はっしゃん著、KADOKAWA、2021年) ベストセラーになるのも納得の、理論的で切れ味抜群の1冊です。グロース投資家の方はもちろん私の様なバリュー投資家にとっても得るところの多い良書ですね。 1.総論 2. 売上が2倍になれば利益は2倍になり株価も2倍になる 3. PERが意味すること 以上、みきまるの優待バリュー株日誌特別編、株式投資本オールタイムベスト125のまとめでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 3, 2022 10:58:59 AM
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