みきまるの優待バリュー株日誌

2023/11/02(木)19:34

2022~23主力株概況95位、ホッカンホールディングス。

優待株について(3782)

さて今日は 2022~23主力株概況シリーズ です。       95位 5902 ホッカンホールディングス (東P、3月優待) ◎       PF時価総額95位の上位銘柄は、食缶業界3位のホッカンホールディングスです。2019シーズンは40位とかなり上位で登場していましたが、その後の業績推移が私の期待通りではなく優待MAXとなる2000株を残して撤退したため、近年はポートフォリオの80~100位前後をウロウロと彷徨っていらっしゃいます。  というか、ホッカンホールディングスは過去の業績推移に大きな波があって全く安定していないんですね。私はその事実を本当はもう少し重く受け止めるべきでした。(滝汗) ​   でも、自分は「缶詰優待株」が超大好物で、それでホッカンHDの総合戦闘力を過大評価してしまいました。缶詰パワーに幻惑されてちょっと目が曇ってしまっていたんですね。反省しています。  ​  ​ちなみに、缶詰優待というものがどれほど素晴らしいものであるかについては、過去の大人気記事である、​  ​​缶詰優待株私的ランキングベスト4 2023年編​​ ​​ ​​​​ を是非今すぐにご覧下さい。     さてそんなアンビバレントなホッカンHDの現在の株価は1580円、時価総額213億円、PBR0.38、自己資本比率41.3%、今期予想PER14.86、配当利回り2.9%(45円)、総合利回り4.0%(45+18=63円、優待品はメルカリ平均価格の額面の60%で換算)で、優待は100株以上を1年以上継続保有(9月・3月の株主名簿に同一株主番号で連続3回以上記載)を条件として、100株保有で3000円相当、1000株保有で6000円相当、2000株保有で8000円相当の自社グループ商品詰め合わせです。今シーズンから缶詰以外にお菓子やバラエティセットも選択できるようになりました。  ​それでは具体的に優待品(缶詰)を見ておきましょう。2021年の3000円相当の100株優待品(下記左)と8000円相当の2000株優待品(下記右)です。​過去数年、優待はほぼ同じ内容です。  今日は優待品の過去の実際の使用例を1つだけ御覧戴きましょう。  ホッカン優待のべにずわいがにのトマトスパゲッティ ​​​​  缶の中にはべにずわいがにがぎっしり。!!  トマトソースの中に惜しげもなく全量投入します。!    ぐつぐつぐつぐつと煮込んで。。。。  ​はい、出来上がり。蟹のうまみが凄い。! ゴロゴロオリーブの酸味とさっぱり感が加わって、無我夢中で食べる味。 ​​     ​ さて前述した通り、ホッカンHDは過去の業績推移にはやや波があり、また財務状態も鉄板と言うほどではありません。 (上記データはかぶたんプレミアムより引用)​  ただ、ホッカンホールディングスの優待品に「リアルガチンコパワー」があるのは間違いのないところであり、またいくつかの欠点はあるにせよ同時に低PBRでもあり、自分としてはこれからも現行の優待制度が続く限りは楽しく優待MAX株をホールドして応援していく予定です。  ​時には片目をつむって「清濁併せ吞む」のが我々バリュー投資家の仕事​  なのです。実に因果な商売なんですね。(滝汗) ​ 2022~23主力株概況シリーズ 免責事項 2022~23主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに絶対に必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこい独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きますよう、伏してお願い申しげます。 

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