2024/07/21(日)16:26
リビングダイニングにAVアンプ、デノンAVC-A1Hを導入したことに関する個人的なメモ書き。
今日の日記はただの個人的なメモ書きです。株式投資には1ミリも関係ありません。ただ、これを記事化しておくと、今後の自らのオーディオライフに非常に有益だと思ったので記録に残しておくものです。私はこの数年で急激に老化しており「思い付いたことはその瞬間に書いておかないと、しばらくすると永久に忘れてしまう。」のです。すいませんねえ。
後、ブログを長く続けていくためには、「どうしても書きたいことがあったら、その情熱は記事として発散する。」こともとても大切と考えています。そうじゃないと持たないですからねえ。
でも、このブログの読者の方は多分99.9%以上が投資家だと思うので、今回の記事は読み飛ばして頂いて構いません。それでは始めますね。
さて自分はお家のリビングダイニングでこれまで ディーアンドエムホールディングス 傘下のデノン社の AVC-A1HD (定価598500円)というAVアンプをずっと使ってきました。これは 2007年に発売されたもので同社の一体型AVアンプでは最上位機種となるマシン でした。
重量28.5キロという堂々たる体躯で、巨体に似合わぬ優しい音色と高い耐久性を誇る素晴らしいマシンです。もう何年も毎日何時間もハードに使い倒してきましたが、悲鳴を上げることも無くこれまで頑張ってくれました。↓
ちなみに私はこれまでの20年間で、ヤマハ、パイオニアなどのAVアンプも使って来たのですが、音質・耐久性・価格などを総合すると、圧倒的にデノンが優れていると個人的には考えています。ま、自分がデノンの音が好みということもあるかもしれませんが。
さてこのAVC-A1HDですが、何しろ17年前の機種なので当然色々と問題を抱えていました。背面の入力端子のいくつかは反応しなくなっていましたし、アマゾンファイアースティックの反応速度が遅い、よくフリーズするなどもありました。特に私が大好きなF1をDAZNで見ているときにトラブルが頻発し、夜中に1人で発狂することもしばしばありました。(汗)
なので、本当のことを言うとずっと前から新しいものに買い替えたかったのですが、日本の経済低迷が長く続く中で高価なA1シリーズの最新作は「採算が取れない」と判断されてなかなか発売されず、それで仕方なく使っていたという面もありました。デノンの日本技術者の方はA1シリーズをやりたかったのですが、金勘定にシビアなアメリカ本社がどうしても許してくれない、と言う切ない話もネットで読みました。
また、私のAVアンプのメインの使い方はCDのマルチチャンネル再生であり、A1HDの7.1chのサラウンドシステムには現代の基準で見てもまずまずの力があると言う判断もありました。
と言うのは、私は数年前に違うお部屋でこれまたデノン社の AVC-A110(定価755000円) という当時のデノンの最高機種を導入していたのですが、驚くべきことにCDの再生音質で言うと大きな差を感じなかったのです。しかもそのお部屋には最新鋭の11.1chのスピーカーシステムを入れていたので、がっかり感は半端ないものがありました。要は、A110という比較対象があり、一定の客観性を持って「A1HDは未だイケている。」と見ていたということです。
私は「アンプは重ければ重いほど良い。音質は重量に比例する。」というシンプルな「重さフェチ」なのですが、このAVC-A110は当時の最新鋭機種とはいえ重さがたったの25.4キロしかなく、28.5キロのA1HDを下回っていたのです。そしてこの経験からも、「少なくともA110はA1HDをCD再生においては圧倒的に上回ってはいない。これは待ちだな。」と考えたのでした。
、、、2023年2月、デノン社から16年振りとなるフラッグシップモデルA1シリーズの最新作 となる、AVC-A1H(定価990000円) が発売となりました。15.4ch&重量32.0キロのmonsterマシンです。私はそのニュースを見た瞬間に、「あっ、次はこれだな。」とは思いました。
でも初期型のAVアンプと言うのは出たての輸入車と同じでトラブルが出やすいですし、後もう一つはオーディオ&ビジュアル業界のメディアと言うのはずっと昔から完全に腐っていて、どの製品が出ても「メーカーからの鼻薬を嗅いで、素晴らしい素晴らしい言うばかり」で超いい加減で信用ならないので、実際に身銭を切り、お金を出して買ったユーザーの生のレビューが複数出るまでは待とうと考えていました。
、、、発売から1年が経過し、A1Hの音質が凄そうだというのはもうはっきりと理解していました。すると、つい先日のことですが、「インフレが激しくて持たないので、10月から1210000円に値上げする」というニュースが飛び込んできました。
私はこのお知らせを見て膝から崩れ落ち、その瞬間についにA1Hを買ったのでした。。。
そして昨日ようやくセッティングが完了しました。肝心のCD再生の音質ですが、これはもう聞いた瞬間にぶっ飛ぶレベルでA1-HDとは違います。パワー、解像度、全てが圧倒的に進化しています。A1シリーズの16年分の進化、デノンのA1シリーズに賭けるプライドと電源部を中心とした圧倒的な物量投入の力をダイレクトに感じました。
あ、後、DAZNもサクサクで動くようになりました。これで深夜に一人で絶叫することも無くなりそうです。(笑)
以上、リビングダイニングのAVアンプをデノンの16年ぶりのフラッグシップモデル、AVC-A1Hに入れ替えたお話でした。
これはマジで凄いマシンです。株クラの超富裕層の方々、お家のリビングに1台いかがですか?