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カテゴリ:投資本書評
さて今日は株式投資本オールタイムベスト142位
わが子と考えるオンリーワン投資法(ジョン・モールディン著、パンローリング、2006年) の第8弾です。 今日も、第2章 それほど簡単ではないトレーディングツール から。 テクニカルなトレード手法はシンプルに! このデニス・ガードマンの指摘は鋭いと思います。投資の世界はうまくいくと文字通り無限大∞の大金が稼げるところなので、超高学歴エリートが山の様に新規参戦してきます。 全体に知的レベルが非常に高くてかつ自信家揃いで、オフ会に行くと「こんなに頭の良い人間が世の中に存在するのか!」と、内心で驚愕することも良くあります。 ただそんな彼らが実際のマーケットで利益を上げられるかと言うとそれはまた別問題だったりします。IQ(知能指数)はとんでもなく高くてもそれとは裏腹にEQ(こころの知能指数)がまるで赤子の様に脆くて自らの感情のコントロールが全くできないタイプだったりすることがあるからです。そして同時に、非常に難しい投資理論を使っている方も散見されます。 ところで、ヘッジファンド界の伝説的人物である ポール・チューダー・ジョーンズ は、「私が見るものすべての測定基準は終値の200日移動平均線 だ。」と端的に表現しています。 世界最高峰モメンタムトレーダーは、そういう「極限までシンプルなテクニカル指標」を使っているという事です。とても印象的ですね。(続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 10, 2024 06:30:10 PM
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