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カテゴリ:ポートフォリオ分析関係
私はこれまで何百冊もの株式投資に関する書籍を読んできたのですが、その中でも間違いなくベスト3に入る本として、
があります。全ての1ページ、1ページが純金のように最高の1冊ですが、
「集中投資の必要性と、分散投資の危険性」
を明白に、心にズシンと重く響く形で示してくれており、私はこの本との出会いがなければ決してここまで投資家として勝ち残ることは出来なかっただろうと思います。感謝してもしきれない、珠玉の宝石のような書物ですね。
さてこのように私の投資家としてのバイブルであるマネーの公理なのですが、最高に気に入っているフレーズの1つに、
船が沈み始めたら祈るな。飛び込め。
というものがあります。「損切りの大切さを説いた公理」なのですが、船が傾きすぎてもうどうしても飛び込めない、死ぬしかない悲惨な状況に陥る前に、自分の過ちを認めなくてはならないということなんですね。
私は毎日自分に、「含み損が大きすぎて冷静で理性的な判断が出来なくなってはいないだろうか? 投資家として必須能力である2次的思考ができないような精神的な窮地に追い込まれてはいないだろうか? もう海に飛び込めないほどに今乗っている船は傾いていないだろうか?」を問いかけています。具体的にはポートフォリオをその含み損順に並べて凝視し、「これ以上損失が膨らむと、もう海に飛び込みにくくなるぞ。」と思った場合にはすぐに損切りするようにしています。
体中のがん細胞を徹底的な外科手術で取り除いた後なので、当たり前ですがポートフォリオは非常にすっきりとしています。(笑) 唯一の懸念点は、保有全759銘柄中の含み損12位にランクインしている、 8029ルックホールディングス ですね。
ま、これからもPFの損失コントロールに最大限の力点を置きながら、毎日頑張っていこうと思います。
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Last updated
Jan 19, 2025 11:25:38 AM
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