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カテゴリ:投資本書評
さて今日は株式投資本オールタイムベスト145位
インデックスファンドを推奨する42の理由(ラリー・E・スウェドロー著、パンローリング、2024年) ![]() の第7弾です。 今日は、キレキレに斬れている 第26章 ドルコスト平均法 から。 神話とは昔から伝えられてきた物語で、多くは神や英雄の行動を元にして、自然現象や文化的慣習を説明するものと定義できる。私が受ける質問の数の多さから言うと、最も人気のある神話は、いわゆるドルコスト平均法(DCA)だと思う。 ![]() 流石「アメリカの山崎元師匠」。抜群の切れ味ですね。(笑)続きを見ていきましょう。 学術的に考えれば、このどちらかが勝てる戦略かという質問の答えは昔から決まっている。 ![]() S&P500は1926年1月~2010年12月に月ごとで見ると60%がプラス、年ごとで見ると70%がプラスのリターンだった。2022年まで更新しても、それぞれ63%と73%がプラスだった。 ![]() 残念ながら、たくさんの証拠があっても、投資家やアドバイザーがドルコスト平均法を勧めるのをよく耳にする。彼らは、証拠について知らないか、単純な理論を分かっていないかのどちらかだ。 ![]() いやあ歯切れがよくていいですね。ちなみに私はある銘柄を主力で戦うという決断をした場合には、その時点でそこに入れられると考えた最大額をワンショットで投入するようにしています。 それが何故かというと、自分が思った様なリスク・リワード比が最高の銘柄であるならば、時間の経過と共にその魅力に気付く投資家が増えるせいで待てば待つほど高く買うことになる、どんどん不利になることが経験上多いからです。「ドルコスト平均法の非科学的さを前提として戦っている」ということですね。(続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 10, 2025 07:55:38 PM
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