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カテゴリ:投資本書評
さて今日は株式投資本オールタイムベストです。第146位は、
わが投資術(清原達郎著、講談社、2024年) ![]() です。 本書は元タワー投資顧問の運用部長で、2005年の長者番付で1位になったことでも知られる清原達郎さんの自伝的な一冊です。今日は初回なのでコンパクトに全体の印象を。 1. 見どころのある良い本だった。でも同時に「これはおそらく全然本気出してないだろうな。」とも思った。多分彼は日本株市場でもっともっと稼ぐつもりなんじゃないかな。 2. 清原さんは徹底的なコントラリアン(逆張り屋・あまのじゃく)。 3. かなり口が悪い。ま、出来る投資家は批判精神が強いのが常なので当然かもしれないが、校正前の「もっと過激なバージョン」が存在しそうで、もしもあるならそっちが読みたかったなと思った。特に野村證券に関する記述とかは編集で「10を1にする」くらいのノイズキャンセラーが働いたんじゃないかな?と感じた。 4. 「日本版マーケットの魔術師」の1章って感じ。これからもきっと資産3桁億越えの個人投資家が「上がりの1冊」として同じようなテイストの本を書くことがあるだろうし、その先駆けという印象。 さてそれでは次回からはコンパクトに内容を見ていきましょう。(続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 7, 2025 07:37:24 PM
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