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みきまるの優待バリュー株日誌

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Mar 16, 2025
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カテゴリ:投資本書評
 さて今日は株式投資本オールタイムベスト146位




 わが投資術(清原達郎著、講談社、2024年)







 の第4弾です。このパートはかなり気合を入れて書いています。





 今日は、第3章 「割安小型成長株」の破壊力 から。










 ​
「トレンドフォロワー」と「コントラリアン」



 トレンドフォロワーとは、「上昇相場についていく」「相場が下がり始めたら売る」というイメージですかねえ。コントラリアンというのは日本語では「逆張り」です。「相場が暴落した時に買う」「人気のない割安株を底値で買い集める」あるいは逆に「株価がピークの時に空売ろうとする」イメージです。


 我々は、間違いなく頭のてっぺんから足の先までガチガチのコントラリアンです。「コントラリアン」の特徴の一つは「株を買うと最初は決まって損をする」ということです。


 個人投資家の方でこういうコントラリアン的な底値拾いをしようと考えておられる方に申し上げたいことが2つあります。


1. 買った後、株価が下がってもくよくよしない。当たり前のことが起こっただけです。


2. 株価が2割とか3割とかあがったぐらいでは売らないでください。


 







 清原さんはサラッと書いていますが、この部分には「コントラリアン(逆張り投資家」であることの苦悩」が滲み出ています。





 私自身が逆張り志向の極めて強い投資家なので実体験から良く分かるのですが、「買った後にそのまま加速度を付けてフリーフォールで下がり続ける」ことはザラにあります。でも当然気分は良くありませんし、損失が降り積もればIQもEQも下がってしまって戦えなくなるので、身を守るために損切りをせざるを得なくなります。「自分は一体何をしているのか? もしや罰ゲームで株を買っているのか?」と自問自答することも頻繁にあります。





 、、、さて、世の中には自分を「逆張り投資家」と自称している方がたくさんいます。そして前述の通り私も自分を「逆張り系優待族」だと思っています。






 しかしながら、「本当の逆張り」と言うのは実際の市場では非常に困難で難しいものです。それは清原さんもチラッと触れている通り、世の中の大多数を占める「大衆投資家」からの心理的・経済的圧力に打ち勝つことは並大抵の力量・精神力の投資家にはとても出来ないからです。そして、






​ 中途半端な逆張りは最悪の投資手法​​






 でもあります。なぜなら、




 ​​​​マーケットでは順張り=モメンタム投資がパフォーマンスキングであることは既に統計的に証明された事実




 であり、





 ​最良の投資手法に自己流で抗うことは「最速で資産を失う」地獄への道​




 でもあるからです。​









 その一方で、






 ​​正しい逆張りは、フレッシュモメンタムやリターンリバーサルなどの強力な投資手法を使える事にもなる






 訳で、このやり方には「抗しがたい魅力」があります。だからこそ私も逆張り系投資家を自認しているわけです。ただ、繰り返しになりますが、逆張りは本当に難しいやり方です。







 そして逆張り投資の難しさは、それを専門的に解説した投資本がほとんどないことに端的に表れています。正しく逆張りし、更にその手法で生き抜くというのはとてつもないS級難易度の投資行動なんですね。







 つまり、




 ​​​私を含めた投資家は気軽に逆張り逆張りと口にするけれども、実際に逆張り投資を貫けている人はほとんどいないし、安易にそれをするべきでもない​​







 ということです。






 「マーケットでコントラリアンであり続けること」は実際には本当に難しいことなんですね。。。。。




















 、、、ちなみに、この非常に難しいけれども同時にどうしようもなく惹かれてしまう「逆張り投資」についてですが、実は1冊だけとんでもない名著があります。それは、





 逆張りトレーダー (カール・フティーヤ著、パンローリング社、2011年)










 です。この本は素晴らしいです。私はずいぶん以前にすでに書評の下書きを書き上げているのですが、書いた後で「自分の投資家としてのエッジ(優位性)の根源に触れている、言語化してしまっている、非常にヤバイ内容に仕上がっている。」ことに気付いて、急遽公開停止&発禁処分としました。そのくらいナイスな1冊です。なので、気になる方は、「こっそりと」読んでみてくださいね。(続く)














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Last updated  Mar 16, 2025 08:26:49 AM
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