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みきまるファンド
優待株の中から割安で総合戦闘力が高い銘柄を選別し、3~5年の中長期の時間軸で戦う「優待バリュー株投資」を実践。何があっても決して諦めず、少しでも良い投資家になることを目指して日々精進しています。
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免責事項 : 当ブログは私が少しでも成長し、「より良い投資家」 になるための私的な勉強の場として運営しています。記事内容は一般的に入手可能な公開情報に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当ブログの記事に基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100%ご自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
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さて今日は株式投資本オールタイムベスト146位
わが投資術(清原達郎著、講談社、2024年)

の第5弾です。
今日も、第3章 「割安小型成長株」の破壊力 から。

「ボトムアップアプローチ」と「トップダウンアプローチ」
ボトムアップアプローチというのは一社一社、資産価値や業績の伸び率をリサーチしていくやり方です。バリュー投資の場合、大体がボトムアップアプローチだと思います。
何回も言いますが、成長の源泉はオーナー社長のガッツと能力ですから。社長に会って話を聞くのが一番手っ取り早いですよ。個人投資家の方は「それはできない」ってことになるでしょうが会社のホームページでかなりのことは分かります。社長の言葉も載っていますし、中期経営計画などを見ればある程度はやる気も分かります。
皆さんがよく知っていて大勢のアナリストがフォローしている大型株だと、会社を訪問してIR担当と面談してもほとんど有益な情報は得られません。ソニーやトヨタを1年かけてリサーチしても結局何の役にも立たないと思います。ボトムアップアプローチを取る限り、大型株より小型株のリサーチをするほうが圧倒的に有益です。

ここでの清原さんはやや斜めの角度から「小型株投資の優位性」を語ってくれています。私は読んでいて、名著 「マーケットの魔術師 オーストラリア編」 の中の ピーター・ガイ の印象的なインタビューを思い出しました。

ちょっと引用してみましょう。
超小型株の専門になった理由はいくつかあります。
1つ目は、 小企業の方が他業種にわたる企業より単純 なことです。
2つ目は、 小さい企業の方が割安 で買える可能性が高いことです。
3つ目は、 小企業の中にはライフサイクルの初期段階にあって、将来大きく成長を遂げる企業がときどき見つかる からです。
4つめもあります。 大企業より面白いし興味を惹かれる からです。。。小企業に投資すると、起業家と知り合うことも出来るという事です。
要は、
大型株よりも小型株の方が概して投資パフォーマンスが高いし、更に分かりやすいうえに調べがいもあって楽しい
ということですね。(続く)
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Last updated
Mar 19, 2025 07:20:09 AM
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