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みきまるの優待バリュー株日誌

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Apr 3, 2025
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カテゴリ:投資本書評
 さて今日は株式投資本オールタイムベスト147位





 身銭を切れ(ナシーム・ニコラス・タレブ著、2019年、ダイヤモンド社)







 の第2弾です。






 今日は、 第1部 「身銭を切る」とは何か の中の








 プロローグその2 対称性の簡単なおさらい から。


 






 ​
 身銭を切るという行為は、個人と集団の両方のレベルで、ブラック・スワンのような不確実性の問題を解決するのに役立つ。要するに、今まで生き延びてきたものは、ブラック・スワン的な出来事に対する頑健性を示している。



 しかし、身銭を切るという行為がなければ、そのようなふるい分けのメカニズムは働かない。身銭を切らなければ「時の知性」(あとでまるまる1章かけて説明するリンディ効果の一種の表れ。(1)時は脆いものを排除し、頑健なものを生き長らえさせる、(2)脆くないものの余命は時がたつごとに長くなっていく、という性質を持つ)は働かない。思想は間接的に身銭を切っているし、その思想を抱く人々も同じく身銭を切っている。








 タレブは難しく書いていますが、要は「身銭を切らないと成長しない」ということかな?と自分は単純に思います。私がアクティブ投資家であることに拘り続けインデックス投資をしないのも「角を失って平均点しか取れなくなる」ことが嫌だからです。






 ​
 定義から、有効に機能するものは非合理的ではありえない。


 ビジネスで万年うだつの上がらない私の知人たちは、ほぼ例外なくそういう思考の欠陥を抱えている。どれだけバカげた方法でも、それが有効に機能するなら(そしてそれでお金が儲かるなら)、バカげた方法などではありえない、ということがいつまでたっても分からないのだ。








 私はこの部分を読んでいて、「あれ?、これ日本の株主優待制度にも丸々当てはまるな。」と思いました。優待制度はマーケットで知性溢れる投資家の方々からは常に散々にディスられ続けています。





 優待族は「欲望まみれの市場の猿」と見なされ「一段低い存在」として蔑まれていますが、同時に「なかなか死なない、マーケットで最も長命な種族」の1つとしてしぶしぶながら認知されてもいます。





 つまり、どれほど優待族が強欲な愚か者に見えるとしても、「優待投資が実際にワークし、それでお金が稼げる限りはそれは合理的なやり方である」ということなんですね。タレブ先生のお墨付きを得たようで、この道25年のワイはとっても嬉しかったです。(笑)













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Last updated  Apr 3, 2025 07:51:47 PM



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