さて今日は2024~25主力株概況シリーズです。
54位 4676 フジ・メディア・ホールディングス
(東P、9月優待) △
PF時価総額54位の上位銘柄は、「若年層強いが視聴率は低迷中」と四季報には書いてあるものの、周りの若い人に聞いてもフジテレビ好きの方を何故かほとんど見かけない、民放キー局の一角であるフジ・メディア・ホールディングスです。
2023~24年の一時期にはポートフォリオTOP10圏内の主力で戦った銘柄ですが、今は勝負を終えいわゆる「恩株」を残すのみの状態となっています。


現在の株価は3304円、時価総額7738億円、PBR0.80、自己資本比率は57.5%、今期予想PER70.00、配当利回り1.5%(50円)、総合利回り2.1%(50+20=70円、100株優待品は私の独断で3・9月優待合わせて2000円として換算)で優待は100株保有で3月株主に1000円相当のクオカード+株主優待冊子、9月株主に自社オリジナル手帳などです。



さて混迷を極める今のフジ・メディアHDには、最強のファミリーオフィスである「村上ファンド」を始めたとした大量の強面のアクティビストがオラオラと集まってきており、今後どうなるのか全く分からない状況です。
特に村上ファンドは過去のいざこざからフジに対して「深い私怨」を抱いていて「リベンジ」の意図があるのではないか?という見方がマーケットの一部にあります。
もちろんただ単にフジ・メディアHD傘下のサンケイビルが持つ不動産の含み益が狙いなのかもしれませんが、それ以上の強烈な意思を隠しているような気も個人的にはしています。村上ファンドは常勝のファンドです。そして何故彼らがいつも勝つかというと、意思が極めて強く同時にとても執念深いからです。
ま、私は前述の通り既にここを保有コスト0の恩株として持っている状態であり、戦の行く末を物陰から「低みの見物」というところです。

2024~25主力株概況シリーズ 免責事項
2024~25主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次の無重力の自由過ぎるステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに絶対に必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこい独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。