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みきまるの優待バリュー株日誌

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免責事項 : 当ブログは私が少しでも成長し、「より良い投資家」 になるための私的な勉強の場として運営しています。記事内容は一般的に入手可能な公開情報に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当ブログの記事に基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100%ご自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。

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Apr 13, 2025
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カテゴリ:投資本書評
 さて今日は株式投資本オールタイムベスト147位





 身銭を切れ(ナシーム・ニコラス・タレブ著、2019年、ダイヤモンド社)







 の第4弾です。ここが今回の書評の最重要回となります。





 今日は、第2部 エージェンシー問題入門編 の中の








 第1章 自分で捕まえた亀は自分で食べよ から。










 ​
 自分の持ち株を勧める



 「自分の持ち株を勧める」という行為には、ふたつの種類がある。ひとつ目は、自分の気に入った株を買い、それからその株についてコメントする(そして、株を所有していることを明かす)という行為。製品のいちばん信頼できる推薦者は、その利用者なのだ。



 もうひとつは、その企業の質の高さを宣伝するために株を買い、それから株を売却し、その差額で儲けるという行為。この行為は相場操縦と呼ばれ、間違いなく利益相反に当たる。



 私たちは相場操縦を防ぐほうが社会にとってプラスになると考え、ジャーナリストが身銭を切るのを禁じてきた。しかし、相場操縦や利益相反のほうが、間違ったアドバイスをして罰を受けないことよりも、まだましであるというのが本書の主張だ。



 その最大の理由は、これから説明していくように、身銭を切らないジャーナリストたちは、自分の身を守るためにほかのジャーナリストの意見に同調し、単一文化や集団的な幻想を生み出す恐れがあるからだ。



 一般的に、身銭を切るという行為は利益相反を伴う。私は本書で、身銭を切ることのほうが利益相反よりも重要性が高いということを示したいと思っている。本人がダウンサイド・リスクを背負っているかぎり、利益相反があっても問題はないのだ。









 いやあ、これは個人的にはとてもありがたい言葉でした。と言うのは今書いているこのブログは、身銭を切って命金を市場にビタビタに晒しながら、自分が良いと思う銘柄をひたすら全力でプレゼンし続けるだけのものだからです。そしてこのスタイルでもう20年間もやっているからです。





 「ワイは極限の
ダウンサイド・リスクを背負って毎日フルチンの素っ裸で戦っているんだから、これでいいんだな。」と言うタレブ先生の御朱印状を得られたのは大きかったです。(笑)







 後、逆に私は「自分が持っていない株を勧める」方がはるかに大きな問題があると以前から思っています。具体的に言うと、たまにオフ会でふにゃふにゃであやふやな綿菓子みたいなロジックの銘柄プレゼンをされる方がいます。





 「言ってることが分からないな?」と感じて良く聞いてみると、「いや、ちょっといいかなーと思って発表しただけで、実際にはまだ1株も買ってはいないんです。煽りになるのも嫌ですしねー。」とキリッとした表情で答える投資家がいます。ただ個人的には「そういうのはつまんないな。言葉に命が灯ってないし、こないだ廃止になったマクドナルドの優待スライストマトよりもぺらっぺらで内容が薄い。そんなの聞きたくないな。」と感じています。





 また非常に力のあるガチンコ系の個人投資家の方々の中でも、資産が少なかった頃は個別銘柄について自由闊達にアツく語っていたのに、一旦自分が「上がり」の資産額に到達すると、今度は何故か「個別銘柄に言及するのは全て煽りであり厳に慎むべきだ」と言う様な頑迷な謎理論に到達される場合もあります。





 私はずっと以前からですが、個人的にはまさに今回のタレブの言葉通りの立場です。つまり、身銭を切ることのほうが利益相反よりも重要性が高いのであり、自分がダウンサイド・リスクを背負っているかぎり利益相反があっても問題はないと思っています。





 何が言いたいかというと、「これまでも、そしてこれからも、好きなようにブログやXで書かせてもらう。自分は文字通り命を、そして全財産を懸けて市場で戦っているのでそれで何の問題もないと思っている。」ということです。「ポートフォリオ上位で勝負に出ていて激アツで語っている銘柄がもしも暴落したら、嘘偽りなく、間違いなく身銭を切ってるワイは実際に大損をするんだから、それでチャラでいいだろ。」と考えているということです。とてもいい機会なので、今日ははっきりと明白に書かせて頂きました。(続く)














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Last updated  Apr 13, 2025 11:05:57 AM
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