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みきまるファンド
優待株の中から割安で総合戦闘力が高い銘柄を選別し、3~5年の中長期の時間軸で戦う「優待バリュー株投資」を実践。何があっても決して諦めず、少しでも良い投資家になることを目指して日々精進しています。
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免責事項 : 当ブログは私が少しでも成長し、「より良い投資家」 になるための私的な勉強の場として運営しています。記事内容は一般的に入手可能な公開情報に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当ブログの記事に基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100%ご自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
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さて今日は株式投資本オールタイムベスト150位
ブラックスワン(ナシーム・ニコラス・タレブ著、ダイヤモンド社、2009年)
の第9弾です。

今日も、第10章 予測のスキャンダル から。

事件とは突拍子もないもの
事件というのは、起こってみればほとんど常に突拍子もないものなのだ。そのうえ、次の章で見るように、経済の予測屋の言うことは、実際の結果よりも、むしろお互いと近いところに落ち着く傾向がある。他人とかけ離れているのはみんな嫌なのだ。
牛みたいに群れる
証券アナリストの仕事や態度を調べた研究者が何人かいて、驚くような結果を出している。ああいう仕事に就く人の知識に関するうぬぼれを考えれば、なおさら驚く結果だ。タデウーシュ・ティシカとピョートル・ジロンカはアナリストと天気予報士を比較し、予測の成績はよりひどいのに自分の能力により大きな自信を持っているのはアナリストのほうだと実証している。
論文によると、証券会社のアナリストは何も予測できていない。
もっとひどかったのは、予測の誤差はアナリスト間の予想の違いよりもずっと大きかったことだ。つまり、アナリストたちは群れたがるということである。普通、予想同士の差は予想と実績の差と同じくらいのはずなのだ。

予測で害をなす人は、バカかウソつきのどちらかとしてふさわしい扱いを受けるべきだ。予想屋には、社会に犯罪者よりもひどい害悪をなす人までいる。

ま、タレブに言われるまでもなく、証券アナリストのいうことは信用しない方がいいです。彼らはそもそも身銭を切っていない(推奨した株を実際には買っていない)上に、言うだけ言って何の責任も取らないだけでなく、予想も当たらないことの方が多いからです。
誰でも薬を飲む前には本当に大丈夫か慎重に考えるでしょう。それと同じで、金融に関する情報を摂取するときにもまずそれが有害ではないか?を考えてからの方がいいんですね。(続く)
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Last updated
Sep 26, 2025 07:10:05 AM
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