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みきまるの優待バリュー株日誌

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Nov 21, 2025
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カテゴリ:株式投資コラム

 さて私は「優待バリュー株投資家」を自称して日々戦っています。





 今では一般的に使われるようになったこの「優待バリュー株」と言う言葉ですが、実は元々は私が作った造語です。20年以上前に思いついて最初に言い出した頃には「ぷっ、何それ、この人頭おかしいんじゃないの?」と言う感じのリアクションを戴くことが多かったように記憶しています。





 ただ「生みの親」である自分の中では、この「優待バリュー株ワールド」の話は既に完全にロジックが出来上がり体系化されています。そして日々の闘いの中で「型」として身に沁みついており、投資の前提条件のクラシックなことになっているのですが、当ブログの最近の新しい読者の方にとっては、「それなんなん、いったいなにを言ってんの?」という疑問を持たれているかもしれないな?とふと思ったので、2017年以来8年振りの最新アップデート版を書いておこうと思います。

 

 






 さて、その「優待バリュー株」は大きく分けて3種類あります。


 




 まずは、




 

 指標的に極めて割安なバリュー株にたまたま優待が付いている場合

 




 

 です。そしてこれを





 A株



 と呼びます。いわゆる 「優待ディープバリュー株」 ですね。具体的に私のPF上位の持ち株で言うと、1301極洋、2418ツカダグローバルホールディング、3181買取王国、4365松本油脂製薬、5283高見澤、5900ダイケン、6623愛知電機、7228デイトナ、7485岡谷鋼機、7533グリーンクロス、7551ウェッズ、7614オーエムツーネットワーク、8935FJネクストHD、9027ロジネットジャパン、9035第一交通産業あたりが該当します。 PF上位の大多数はA株である ということですね。


 

 



 このA株の魅力は「バリュー株を優待を楽しみにストレスなく保有できる」ということです。





 ただ単に指標的に割安なバリュー株というのは市場にはたくさんあるわけですが、その手の株というのは大体において値動きの乏しい不人気株でもあります。それを株価が上がらない状態でじっと我慢してホールドするというのは強い精神力・忍耐力・胆力を要求されます。我慢ができずについに投げた頃、うたた寝から覚めてするすると上昇し始めるというのもよくあるパターンです。



 その点、優待が付いていると、この上がらない期間を優待を楽しみにご機嫌でホールドできます。それに元々指標的に非常に割安な株なので、いつかはスポットライトが当たって上昇することが多く、結果として負けにくい投資になります。




 そして言い方を変えると、このA株への投資は、





 
グレアムのディープバリュー株投資法





 が持つ、「地味でつまらない。結果が出るのに時間がかかる。」という欠点を改善した、優待株天国の現代日本の状況にジャストフィットさせた、より洗練された投資法であるということにもなります。





 A株への投資こそが、優待バリュー株投資の王道





 であるという事ですね。


 


 

 


 

 

 さてその次に、





 

 指標的に突出した割安感はないが配当+優待の総合利回りが高くバランスが良い


 

 B株 

 

 

 があります。いわゆる 「優待バランス株」 ですね。私の持ち株では、1605INPEX、3289東急不動産HD、8877エスリード、9057遠州トラック、9310日本トランスシティ、9831ヤマダ電機あたりをパッと思いつきますが、他にも多くの優待バリュー株はこのB株に当てはまります。


 


 

 このB株を少量ずつ多品種持つことは、ポートフォリオの総合利回りを上げ、何が起こるかわからない株式市場で長生きし、更には多くの優待品に囲まれて投資の果実を実感しながら幸せに暮らせるという複数の大きなメリットがあります。



 
 多くの優待族の方が、1単位ずつたくさんの優待株を買い求めてただ楽しんでいるだけでこの魑魅魍魎とした株式市場で相対的に長生きしている、という事実がそれを端的に示していると思います。


 

 


 

 


 
 次に



 

 指標的にはかなり割高だが、優待バリューが非常に高い

 


 C株

 

 

 があります。いわゆる 「優待がバリュー株」 ですね。(笑)私の持ち株では2702日本マクドナルドHD、3197すかいらーく、3561力の源HD、7683ダブルエー、8267イオンあたりが当てはまります。


 

 


 このC株は保有するのに若干神経を使いますが、その分優待そのものの純粋な魅力が高いので戴いた時の満足感は格別です。またその優待バリューの高さから権利前に株価が上昇することが多く、我々優待族の伝家の宝刀「取らないの法則」発動でいざという時には利益を確保しやすいという利点もあります。


 


 


 


 以上のABCの3つが私が考える「優待バリュー株」ですが、実は優待株の中にはもう一つ、


 

 

 

 

 継続企業の前提に関する疑義の注記がある」、もしくは「継続企業の前提に関する重要事象等がある」、「財務状態が悪く利益剰余金がマイナスである」などの状態で

 

 

 

 危険だが優待だけは魅惑的な

 

 

 D(Dangerous) 株

 

 

 も存在します。いわゆる 「優待ボロ株」 ですね。過去の例で言うと、金貨優待で我々優待族を幻惑した先物会社グローバリーや、タスコシステムなどがありました。また現役で頑張っている銘柄としては、3053ペッパーフードサービス、3346ヒロタグループHD、4679田谷、9978文教堂グループHDなどが挙げられます。




 ただこのD株を「バルクで買ってトータルで利益を出す」投資法は「文字通りのハイリスク・ハイリターン」で、大きな利益に繋がることもあるので私は嫌いではありません。なおこの観点に関しては、下記の大人気記事も是非ご覧下さい。


 

 

 危ない優待株を見てみよう 2016年編


 危ない優待株を見てみよう2016 その1


 危ない優待株を見てみよう2016 その2



 

 

 

 

 

 

 そして優待株の中にはもう1つ、指標的には割高だが、成長力があったり、利益水準が高かったり、事業内容に「経済的な堀」があったりなどの魅力を持ち、「質の高さ」からそれを許容できる、いわゆる 「優待クオリティ株」 もあります。これを、

 

 

 

 Q株




 と呼びます。具体的には、1438岐阜造園、3539JMホールディングス、7134アップガレージグループ、9418U-NEXT-HDなどがあります。そしてこのQ株には従来型の優待バリュー株投資手法では十分には対応できないため、私が開発したウィリアム・オニール変法である

 

 

 YOU-CAN-SLIM法

 

 

 を用います。

 


 

 





 以上をまとめると、優待株を買うときにはざっくりとその株が上記のA、B、C、D、Qのどこに当てはまるか考えて資金配分することが大切であるということです。前述したように、主力株は極力A株の中から選ぶようにするのが基本・大原則ですが、





「株式投資はピュアな自然科学ではなく、油ギトギトの社会科学」






 なので、ここに魅力的なB、C、D、Q株も組み込んで「多彩で柔軟なアイデアで楽しく」ポートフォリオを作り上げるようにしています。そして、これからも健康(A~C、Q)、不健康 (D) 含めてたくさんの優待株に出会いたいなあと思っています。



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Last updated  Feb 7, 2026 09:46:08 AM
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