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みきまるの優待バリュー株日誌

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Feb 15, 2026
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カテゴリ:投資本書評
 さて今日は株式投資本オールタイムベスト153位



 市場の神話にだまされるな(ケン・フィッシャー著、パンローリング、2025年)








 の第5弾です。




 今日も、第8章 インカムを確実に手に入れるための高配当株ー引退後のインカムを確実なものとするために高配当銘柄に投資する から。











 
 高配当株ばかりのポートフォリオは最適な投資が行われていないかもしれない。なぜだろうか。



 高配当株を含め株式のすべてのカテゴリーが人気を集めたり、失ったりする。バリュー株が先行することもあれば、グロース株が先行することもある。これは小型株と大型株でも同じである。エネルギー、ハイテク、金融、原材料などすべての主要なセクターも入れ替わり、先行する時期と後れを取る時期を常に、不規則に経験する。高配当株も株式のカテゴリーの1つにすぎない。



 配当を支払う企業のほうが本質的に優れているということはない。それは株主価値を生み出す方法が異なるだけだ。



 企業が配当を支払うと、その他の条件が同じであれば、株価は配当額と同程度下落する。結局のところ、企業は価値ある資産、つまり現金を手放しているのである。



 多額の配当を支払う企業は、利益を再投資するよりも現金を株主に還元するほうが価値があると考えている傾向があるので、高配当株のカテゴリーとバリュー株は重複するところがある。一方で、グロース企業は配当額が少ないか、全く支払わない。概して、バリュー株が人気のときは、高配当株も人気である。そして、グロース株がバリュー株をアウトパフォームすると、高配当株も同様にアンダーパフォームする。



 改めて書かせてほしい。バリュー株が恒久的に優れたパフォーマンスを上げるわけではない。










 
 保証はない



 つまり、高配当株が常に優れているわけではなく、長期的には予想ボラティリティやリターン特性も大きく異なるわけではない。同じく重要なことがある。配当は保証されていない。配当を支払っている企業は配当を減額することもできる。



 ボーイングは1942~2019年まで毎年、幾ばくかの配当を支払っていた。なんと78年間もだ。2020年初頭、新型コロナのパンデミックが発生し、ロックダウンに突入した。空の旅は激減した。業界は長期的に壊滅的な影響を受けるとの懸念が高まった。そして、パッと配当が消えてなくなった。2024年3月に本書を書いている時点で、配当はまだ再開されていない。


 








 いやあいいですねえ。




 要は「高配当は約束されたものではない。」ということです。




 私の尊敬する ​ナシーム・ニコラス・タレブ​ 風に言うと、「高配当株投資法は、企業の善意に依存した脆いやり方」であるということです。ある意味で ​七面鳥になりやすいやり方​ なんですね。





 海辺で「砂のお城」を作って遊ぶような、儚くて切ない手法




 であると個人的には感じています。(続く)











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Last updated  Feb 16, 2026 08:02:50 PM



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