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みきまるの優待バリュー株日誌

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Apr 2, 2026
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カテゴリ:投資本書評

 さて今日は株式投資本オールタイムベスト153位



 市場の神話にだまされるな(ケン・フィッシャー著、パンローリング、2025年)








 の第8弾です。






 今日も、第9章 小型バリュー株の優位性は持続するー小型バリューはほかよりも優れている から。










 需要はカテゴリーからカテゴリーへと不規則に移り行くはずだ。今後10年間、投資銀行家が株式を発行したがるのはハイテクセクターか、エネルギーセクターか、もしくは小型株か大型株のようなより広範なカテゴリーかについての根本的な理由は存在しない。



 このことについては図表9.1が別の見方を示してくれる。これは認識できるパターンがまったくない寄せ集めのおかしなキルトのように見える。これは主要なアセットクラス(アメリカ大型株、外国大型株、アメリカ大型グロース株、小型バリュー株、債券など)が毎年他のカテゴリーと比べてどのようなパフォーマンスを上げたかを示している。



 つまり、2016年は小型バリュー株が最も高いパフォーマンスを上げ、最も悪かったのが外国株(MSCI EAFE)だった。翌年は大型グロース株(S&P500・Citiグロース)が首位で、2番目が外国株、そして最悪の株式のカテゴリーとなったのが小型バリュー株(Russel2000Value)だった。






 だが、各欄はあちこち動き回る。前年の勝者を買うことが翌年の勝者を所有することにはならず、コントラリアンとなって前年の敗者を買っても翌年の勝者を所有することにはならなかった。



 図表9.1から学ぶべきことがもう1つある。それが人気があるという以外に大した理由もなくそのカテゴリーを支持しているなら、おそらくそれは流行を追いかけているのだ。だが、長期的に勝てる戦略ではない。実際には、長期的に負ける戦略である可能性のほうが高い。










 ​

図表9.1 常に1番でいられるスタイルはない




 








 上の図表で赤丸を付けた「Russel 2000Value」は、Russell 3000の時価総額下位2000社(主に小規模企業、時価総額が小さい「スモールキャップ株」)で構成される指数で、1984年に開始され、小型株市場のベンチマークとして広く使われているもののことと思われます。





 私は無類の小型株好きですが、この表を見ればすぐ分かるように小型株投資は「常にマーケットに勝てる魔法のやり方」などでは全くありません。ネコの目の色のように変化し続ける投資の世界に「100%常勝戦略」は残念ながら存在しないんですね。







 ま、いずれにせよ、マーケットではその時に優位性のあるスタイルは変幻自在に変わっていくものです。そしてその瞬間瞬間に、





 「一番ホット」な投資手法やテーマ、銘柄を追いかけ続けるというやり方は、「出来の悪いイナゴ手法」そのもので高確率で負けるやり方





 となります。






 この図表9.1の「素敵なキルト」を改めて目に焼き付けたいですね。(続く)
 










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Last updated  Apr 2, 2026 07:52:21 PM



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