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カテゴリ:投資本書評
さて今日は株式投資本オールタイムベスト154位
ブラックスワン回避法(マーク・スピッツナーゲル著、パンローリング、2016年) ![]() の第2弾です。いきなりですが、ここが今回の最重要回の1つです。 今日は、私が本書を何度も何度も読み返した後で、「実はここにスピッツナーゲル投資法の秘密のすべてが書いてあったんだな。」と呆然としながら気づいた、まえがき から。 つまり、本書のキーワードである「迂回」である。「左に歩を進めるために、まずは右に進む」ことで、「手段」を押さえる。この戦略的な中継地点を得ることで、より効果的に究極の「目的」を達成することができるようになるのである。 ![]() 最初にこの超難解な一冊の結論を言っておくと、 スピッツナーゲル投資法の秘奥義はこの「迂回戦略」だけ です。全500ページ弱の激ムズな大作ですが、何度も読み返した末の私の結論です。拍子抜けしたでしょうか? ところで日本を代表するS級投資家であるぱりてきさすさんの昔の2013年のブログに、 ビン底メガネ野郎 ![]() (上記データはぱりてきさすのトレード日記より引用) という珠玉の傑作があるのですが、私にはスピッツナーゲルとぱりてきさすさんが言葉は違えど、「ある共通する哲学」を語っているように感じられました。ちょっとだけぱりてきさんの言葉を引用してみましょう。 大切なことは腐らずに続けること。相場におけるめんどくさいこと、辛いこと、苦しいこと、そういうことを全部引き受けること。ほとんどすべての人間はこれを続けられないんだよ。 どうでしょうか? 不朽ということは「その効果が持続し、薄れることがない」ということです。それはつまり、バリュー・モメンタム・サイズ・クオリティなどのファクターを超える、「最強の投資手法」であるということになります。 さて、スピッツナーゲルとぱりてきさんの投資哲学の底に共通して流れている「暗くて静かな迂回の河」が貴方には見えたでしょうか? (続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 14, 2026 01:33:51 PM
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