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みきまるファンド
優待株の中から割安で総合戦闘力が高い銘柄を選別し、3~5年の中長期の時間軸で戦う「優待バリュー株投資」を実践。何があっても決して諦めず、少しでも良い投資家になることを目指して日々精進しています。
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免責事項 : 当ブログは私が少しでも成長し、「より良い投資家」 になるための私的な勉強の場として運営しています。記事内容は一般的に入手可能な公開情報に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当ブログの記事に基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100%ご自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
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さて今日は株式投資本オールタイムベスト154位
ブラックスワン回避法(マーク・スピッツナーゲル著、パンローリング、2016年)

の最終回第15弾です。ついに最期となってしまいました。名残惜しいですね。
最後は、 エピローグー北方林のシス から。
本書の「中心テーマ」である針葉樹は、迂回の本質的な教訓を呼び起こすものである。つまり、ゆっくりと右に進み、最初はゆっくりと堅実に発展し、やがて機が訪れたら、競合を上回る速度で成長し、一気に左に進むのだ。
針葉樹は、この最初はゆっくり、あとで速くというペースでその体制を構築し、厚い樹皮やぶ厚い林冠、そしてより効率的な枝葉などの必要な資本を蓄えていくのである。この発展パターンは不屈の精神を必要とするが、それこそが迂回に欠かせない要素である。
対照的に、ずっとあとになってこの惑星に現れた人間は、現在と言う領域にだけ根を下ろし、生来の時間選好ゆえにすべてを悪化させ、将来の見通しやさらなる可能性などよりも、今日のマシュマロに重きを置くのである。人間社会全体が注意欠陥障害に陥り、長期的な道を外れ、浅い被写界深度へと落ち込んでいる。
針葉樹と同じように、われわれも後れを取ること、そしてそれに腐らないだけの我慢強さを身に付けなければならない。それは、本書のきっかけとなった クリップパラドックス がいう、負けることを愛し、勝つことを嫌うほどの我慢強さである。。。迂回的になるためには、逆境を受け入れなければならない。
本書では「迂回戦略の象徴」として針葉樹の話が何度も出てくるのですが、読み終わってみると「素晴らしい投資本である以上に、人生全般にとっての最高の哲学書」だったなという印象を持ちました。
凄腕投資家には裏打ちとしての深い哲学が100%存在するものであり、その秘密の一端を開陳してくれたスピッツナーゲルには感謝しかないです。願わくば、次回作はもう少しだけ難解さを控えて頂けると更に最高です。(滝汗)
最後に、私が本書中で最も印象的だった言葉を。
子供のころの良き思い出がクリップの素朴な言葉によみがえる。
「だれもが木に松ぼっくりがなっているのを見ることができるが、だれも松ぼっくりに木を見て、さらには森を見ることなどできないのだ。」
、、、日本中の上級者を自覚する投資家の方にこの本を強く強く推薦したいと思います。一緒に、更なる高みへと昇って参りましょう。(終わり)
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Last updated
Jun 26, 2026 07:20:05 AM
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