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カテゴリ:ポートフォリオ分析関係
さて、魅力的な優待のついた地方銀行株を全て買ってコレクションしようという、優待族ならではの遊び心といたずら心に満ちた
優待地銀株バルクプロジェクト ですが、本日はその1年半ぶりとなる2026年お盆最新版をお届けします。 尚、始めに説明しておくと、この企画は優待が「定期預金の金利優遇」のみのところは優待族的にはほぼ無価値と言うことで原則対象外となっています。あくまで地元特産品カタログやギフトカードなどの戦闘力のある優待制度があるところのみを狙ったプロジェクトとなります。 そして2020年3月、今から6年半前にこのプロジェクトを始めた理由は以下の通りでした。 0. まず大前提として、長く続く国の超低金利政策により各銀行は収益基盤を削られている。更に悪いことに地方銀行は元々数が多かった上に各地域の人口減もあり将来の成長が全く見込めず、むしろ売上高も利益も右肩下がりの「限界集落」の様な過酷な状況に置かれている。 1. そのため地銀株は今の株式市場では「最低最悪の不人気業種」となっており、名前を聞いただけで多くの投資家が眉をひそめるような状況である。 誰も話題にすることがない、誰からも関心を持たれない、誰も資金を投入しない、「3無」の状態に陥っており、0.1倍台、0.2倍台という極端な低PBR水準にまで売り込まれ打ち捨てられた銘柄群が、浜辺に打ち上げられたアザラシの如くにゴロゴロと転がっている。 2. 歴史的に見て、低PBR銘柄群への投資は報われてきた。 この数年は「バリュー投資冬の時代」が続き全くパフォーマンスは冴えないが、マーケットでは「有効な手法と言うのは常に移ろっていく」ものである。 そしてその手法が馬鹿にされ嘲笑され、多くの投資家に見捨てられた時が「陰の極」だったということも良くあることである。そのため、今後バリュー投資手法が息を吹き返し、更に金利水準の上昇があった場合には、「ダブルスープの恩恵」が地銀株に降り注ぐ可能性がある。 3. 地銀各行は、店舗統廃合や顧客に課す各手数料の大幅アップなどの「なりふり構わない」経営改善策を必死に続けており、その効果がついに出て業績が劇的に改善しているところが多い。 実は個人的にはそのせいで大変な迷惑を被っているのだが、逆に言うとそれは「各地銀が着実に利益構造を改善している」ことの裏返しでもある。 4. 地銀株はどこも「各地方を代表する優良企業」であり、長年の企業活動により地元に深く食い込んでいる。そのため、各銀行の「地域特産品満載の優待カタログ」は内容にオリジナリティがあって同時に非常にクオリティが高いところが多く、優待族的には垂涎ものである。 5. そうは言っても、「地銀株は全体として未来が明るくない」のは間違いない。なのでどこか1社を「決め打ち」して戦うのはリスキー過ぎる。そうではなく、魅力的な優待が付いた地銀株を総ざらいしてガボッと地引網で買い集め、全国各地の貴重な郷土品優待を楽しみながらそれらを「一つの塊」として戦うのがベストな投資アイデアである。 以上でした。 まずはプロジェクトスタート時の2020年3月の初代セットリストを見ておきましょう。全部で27銘柄で時価総額約1000万円での嵐の船出でした。当時はコロナショック真っただ中だったこともあり、ほとんどプラスになっている子がいない、赤字だらけの地獄のゲロゲロマイナススタートとなりました。 ちなみに当時、「みきまるは元々頭がおかしいとは思っていたけど、ついに完全に狂った。」と多くの方から厳しい評価も戴きました。(玉汗) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 、、、プロジェクト開始後も地銀株は順調に暴落が続き、私はリスクコントロールに細心の注意を払いながらも全体としては資金投入をひたすら続けました。 もちろん銘柄の構成は常に脳みそを振り絞って考え、トヨタ式の「カイゼン、カイゼン」で、少しでも「力のある、意味のある塊」となるように努力を継続してきました。そして、自分の「優待地銀株箱庭」は静かに成長していきました。。。 次に、2023年1月の状況を見てみましょう。黒田日銀のまさかのサプライズ実質利上げ(0.25→0.5%)により、収益改善の期待から各地銀は「株価棒上げのお祭り状態」となりました。その結果、3年近くの苦闘を経て私のプロジェクトもようやくホッと一息つけるような状況となりました。当時の時価総額は7527万円で損益は+1707万円となっていました。「あー、ようやく日の目を見た。」と凄く嬉しかったのを覚えています。 またこの頃に新しく導入した概念である 「非優待株オブザーバー参加制度」 により、8306三菱UFJ、8316三井住友、8411みずほなどのメガバンクにも無理を言って新しく参加してもらう事にしました。これによって、各地銀株の相対的な株価的な立ち位置がより立体的に分かるようになりました。 ![]() ![]() ![]() (上記データは四季報オンラインプレミアムより引用) それではいよいよ2026年8月現在の最新の状況を見てみましょう。 市場の見方が6年半前とは真逆に変わって銀行株が全体に高く評価されるようになったことで状況は劇的に好転しました。時価総額は35916万円で損益は+28268万円となっています。 また8341七十七銀、8334群馬銀、7327第四北越、8714池田泉州などの有力豪族地銀は時価総額で2千万円を突破しPFの上位に浮上してきました。 ![]() ![]() (上記データは四季報オンラインプレミアムより引用) さて本プロジェクトの今後ですが、日本の金利水準はこれからもじりじりと上がっていくでしょうし、それは全体としてみると銀行株にプラスに働くと考えています。そのため現時点では資金を引き揚げることなくゲームを続行する予定です。 それにしても2020年には「地銀株に未来は一切ない。もう終わり。」と言うのがマーケットの大勢の意見でしたし、私自身もここまで親孝行のプロジェクトに育つとは夢にも思っていませんでした。市場で勝つために、 1. マーケットでその時に支配的な意見に真っ向から対立するアイデアであること。 2. そして同時にそのトリッキー&クレイジーな独自アイデアが結果として正しいこと。 の2つがどれほどパワフルであるか、いかに強い化学反応を起こすか、を改めて思い知る結果となりました。 そのため自分はこれからもエキセントリックで常軌を逸した投資アイデアを多用して楽しく戦っていく所存です。 以上、優待族としての出自と存亡を賭けた超大型企画に成長してきた、優待地銀株バルクプロジェクト 2026年お盆編 でした。🎵 バルクプロジェクトシリーズ 免責事項 各バルクプロジェクトシリーズ は、私の投資家としての遊び心から「エンターテインメントとパフォーマンスの両立」を賭けて、また同時に「投資を極限まで楽しむことを通じてより良い投資家になる」ことを目指して全力で取り組んでいるものです。 記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこい独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。私は「未来を見通せる魔法の水晶玉」を持ち合わせておりません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きますよう、伏してお願い申しげます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 15, 2026 01:25:36 PM
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