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カテゴリ:投資本書評
さて今日は株式投資本オールタイムベスト155位
ゼロから学ぶモメンタム投資(アンドレアス・F・クレノー著、2022年、パンローリング) ![]() の最終回第7弾です。ここが最も大切な所ですね。 今日は、第13章 年ごとのパフォーマンス から。 それではクレノーの「モメンタムトレードルール」に従うとどうなるのか?の実際を見ていきましょう。 ![]() 2000年 ![]() 各リバランスではいくつかの銘柄がポートフォリオから去った。指数が移動平均線を下回っているので、新たに買うことはできず、したがって現金保有率は上昇していった。その年の終わりには、ポートフォリオはほとんどが現金になっていた。 ![]() あー、無理無理。無理オブ無理。 私は、 決してマーケットタイミングを計らず、いついかなる時もニコニコフルインベストメント を第一教義としている投資家なので、こんな戦略を強要されたら完全に発狂します。市場には常に魅力的な銘柄が溢れているのに、どうしてこんなクレイジーなゲームをしなくてはならないのでしょうか? 2006年 ![]() 今回はモメンタム戦略は本当に苦しんだ。この年の後半は市場をアンダーパフォームした。市場にゆっくりと近づくも、市場との差は開くばかりだった。 ![]() 「水曜日じゃなかったら買わない。」みたいな、「謎の水ダウ」的な腹の底からは信頼できないトレードルールでインデックスにボロ負けして、「まあ、こんなことは時折あるものだ。」では自分は全く納得できないです。本当にまぢで無理ですね。 ![]() 2008年 ![]() 結局、私たちはすべてを現金で持ち、買えというゴーサインが再び出るまで、マイナス8%のままなのである。一方、市場はそのときには±0%に戻っていた。私たちは市場におよそ10%の遅れをとり、すべてを現金で持っている。これは思いのほかストレスがたまるものだ。これは、遅れをとるのを恐れて、シグナルを無視して買い始めてしまいやすい状況だ。 ![]() おえーーーーー。読んでいるだけで胃液が込み上げてきます。もう、ほんとに無理。。。 2010年 ![]() これは非常に重要な指摘です。世界の勝ち組市場であるアメリカ市場ではモメンタム戦略は上手くいきやすいということです。でもそのほかの「世界中のほとんどすべてである、負け組市場」ではどうなんでしょうか? 、、、こうしてみてくると、 純粋なトレンドフォロー/モメンタム戦略だけを持ってここ日本株市場で戦うのは至難の業 であると、私には感じられました。 そして自分はこれからも自らが発明し、また専門としてもいる 優待バリュー株投資手法 に限りなく特化して引き続き戦い抜いて行こうとの思いを新たにしました。そして改めて投資家は「自らの能力と性格に良く合った手法」を持って市場に対峙しなくてはならないんだ、と思いました。 、、、最後に繰り返しになりますが、この本を読んだことによって私は「純粋なトレンドフォロー/モメンタム戦略だけを持ってここ日本株市場で戦うのは至難の業である。」ということを骨の髄から改めて再認識することが出来ました。そういう逆説的な意味で、自分にとってはこの本は超名著であった、常に本棚の超1軍に置いておかなくてはならない、と考えています。(これで終わり) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 30, 2026 12:14:56 PM
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