美樹丸の駆け込み寺&聴導犬レオン(獅)

2009/04/04(土)01:01

筆談をしてくれない人

今日、法務局に行ってきた。 事務所が狭くなったので新しい事務所に引越ししたのを 報告しなければならなかった。 登記謄本の内容を変更するだけでも大変なこと。 理事の印鑑も必要だし、定款も変更しなければならない。 これを変更するだけでもまる1ヶ月かかってしまった。 おまけに手話通訳も依頼ができないので(代表者が聴覚障害者なので) 私はなんとか筆談を役所の人に頼むのだが、 筆談を嫌がる人が増えたのは事実である。 パソコンやメールが盛んになったのか。。。。 汚い字を見せられるのかいやなのか。。。。 筆談をして欲しいために声を出すのをやめて 私も言いたいことをノートに筆談する。 「筆談をお願いします」 と書いても・・・・ 相手は声を大きくして説明する。 私は口話法ができるけど、内容が難しい場合は 100パーセント読み取れない。 私は繰り返した。 「筆談をお願いします」と頭を下げる。 それでも 相手は声を大きくして私にわからせようとする。 (うわぁああああ・・・・) 周りの人も当然、こっちを見てる。 仕方ないから私も必死になって 「お願いします!」とノートを渡した。 相手は「まったく!」のように書いてくれたが。。。。 「そのあとは14番の窓口に行ってください」という説明に 私は笑顔を作って、 「いろいろお手数かかってしまってすみません、助かりました。 ありがとうございます」 というと。。。。 なんと相手は14番の窓口の受付の男の人に 言ってくれた。 「この人は耳がきこえないから筆談して下さい」 14番の人は笑顔で筆談してくれた。 私は思った。 いろんな人がいるんだね。。。 障がいを持つことでいろんな人がいるんだということを 知る。 筆談ということで相手を知る。 ひとつ勉強になった。

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