【人への感染】 発病している犬の唾液から感染。
【潜伏期間】 平均で1、2カ月。長ければ数年
【発病した場合】 治療方法はなく、命を落とす危険がとても高い。
【発病した時の症状】 初期は発熱、だるさ、頭痛、空咳、食欲不振などの風邪症状。噛まれたところの知覚異常や筋肉の痙攣
●もし、狂犬病の犬に噛まれても傷口を丁寧に洗ってワクチン接種することで発病は防げる。
●ワクチンは5または6回の接種(ワクチンがある病院は大きな病院などに限られ、どこにでもあるわけではない。)
●「1970年代以降人の発病はない
(この時、海外旅行中の青年が現地で噛まれ、帰国後に発病。国内の咬傷による発病は1950年代以降はない)。
●犬だけでなく、コウモリやキツネ、アライグマなどにも狂犬病は感染する。
●咬傷事件を起こした犬は2週間ほど係留し、観察して狂犬病の有無を判別しなければいけない。
●その犬が発病した場合が残念ながら殺処分となる。
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