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ミモザ日和

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2007.01.28
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図書館で借りた本のレビューをノートに書いておき、絵本ナビに投稿しています。
最近投稿した4冊をご紹介します。



たいせつなこと
作: マーガレット・ワイズ・ブラウン
絵: レナード・ワイズガード
訳: うちだ ややこ


スプーンにとってたいせつなのは、
 ひなぎくにとってたいせつなのは、
 あめにとってたいせつなのは、

優しく美しい絵と、丁寧できれいな言葉が心地よく、読むほうもじっくり味わいながら読みたい絵本です。

でも、ここまでのモノは、最後のページの大切なことを促すためだったのですね。

 あなたにとって
 たいせつなのは

 あなたがあなたであること

この最後の一文が手書きで、丁寧に丁寧に書かれています。
これに感動して、訳者の内田也哉子さんが書かれたのかなぁと思って調べてみると、旦那様の本木雅弘さんの御自筆だということ。

ご夫婦で、THE IMPORTANT BOOKを大切にされてきた想いが伝わってきました。

この絵本、思春期を迎えたとき、子どもの手元にあってほしい。
うちの子はまだ2歳ですが、これはそばに置いておきたい絵本ですね。


レビューで調べた、と書いたサイトはこちらです。




マイク・マリガンとスチーム・ショベル
作・絵: バージニア・リー・バートン
訳: 石井 桃子
表紙はこちら


バージニア・リー・バートンは大好きで、ほとんどの絵本を読みました。
こちらの絵本も家に置いておきたい。

マイク・マリガンは、スチーム・ショベルを持っていました。
ショベルの名前は、メアリ・アン。
マイクは、メアリのことをとても自慢に思っていました。

何年も何年も一緒に穴を掘ってきました。
その文章の書き方が、「○○をほったのも、マイクと メアリと、それから、そのとき、いっしょにはたらいた ひとたちでした。」
というところに惹かれました。

自分たちだけでなく、みんなで力を合わせたからこそ、成し得た仕事なんですね。

ところが、そのうち、新式のガソリン・ショベルや電気ショベル、ディーゼル・ショベルが発明されて、スチーム・ショベルの仕事をみんな取り上げてしまいました。

ポッパビルという町で新しい市役所を建てる話を聞き、マイクとメアリは出発します。
100人の人間が1週間かかるくらいの穴を、一日で掘ってみせると。

小さな男の子がやってきて、見ていてくれます。
「おれたちは、だれかがみていてくれると、はやくほれるんだ。」

そのうち町の人たちがたくさんやってきて・・・


バージニア・リー・バートン第二作のこの絵本は、二男のマイケルのために作っただそうです。
(第一作の『いたずらきかんしゃ ちゅうちゅう』は長男のために。)

“見ていてくれると頑張れる”
それは母親が子どもを見守ることと通じるのかなぁと思いました。

我が家にもある『ちいさいおうち』にも、メアリ・アンが登場します。
(ちゅうちゅうも走っていますよ。)

乗り物の絵本が大好きな息子は、この長い絵本も熱心に聞いています。
私にとっても、子育ての指南書になりそうです。


いたずらきかんしゃちゅうちゅう ちいさいおうち改版



ジャムつきパンとフランシス
作: ラッセル・ホーバン 
絵: リリアン・ホーバン
訳: 松岡 享子


フランシスはジャムつきパンが大好き。
他のものは食べようとしないで、ジャムつきパンばかり食べています。
そんなフランシスに、お母さんは、朝も夜も、お弁当にもジャムつきパンを与えます。

フランシスの食べ物の歌もとってもよくて笑えちゃうのですが、最後は
「ほんとのことをいうと あたしは、ジャムに あきちゃったのよ。」

お母さんお見事です!

私はずぼらなのでフランシスのお母さんのようなことをしたこともありますが(笑)、確かに、本当に飽きてくる。。

夫は泣かせながらでも子どもに食べさせますが、この絵本を見せてみようかしら。




いつだってともだち
作: モニカ・バイツェ
絵: エリック・バトゥー


ピンクの小象のベノは、赤い水玉模様のフレディという一番の友達がいました。
ベノとフレディは何をするにも一緒。
二人はお互いが大好きで、顔を見るだけで、今何を考えているのかわかるくらいでした。

ところが、フレディが別の草原に行くことになったのです。
ベノはすっかり元気をなくしてしまいました。

ふくろうのホレイカに相談しに行くと・・・
「おまえにできることはみっつある。
 ひとつ、かなしいときには がまんせずになくこと。
 ふたつ、かなしいきもちを だれかにはなすこと。
 みっつ、こころのなかに ともだちのへやをつくること。」

この3つのこと、大人にも通じる素敵なことだなぁと思いました。
ベノのお母さんがベノの気持ちを理解して抱きしめるところもじーんときました。

もうすぐ我が家も引越しします。
子どもは2歳なのでまだわからないかもしれませんが、読み聞かせしながら私のほうが心にぐっとくるものがありました。
もう少し子どもが大きくなったら、また一緒に読みたい絵本です。


この絵本はさやぽん☆さんに教えてもらいました。
他に、さよならまたねあえたらいいなも、引越しする我が家のために(^^)教えてくれました。
引っ越したら早速読んでみますね。ありがとう。
  







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Last updated  2007.01.28 19:22:25
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