サッカー日本代表が3月21日に、2026年の北中米ワールドカップへ向けて北朝鮮代表と戦う。さまざまな点で予想が立たない相手を国立競技場に迎える森保ジャパンはどう戦うのか――。21日に北朝鮮と国立競技場で戦うが、さらに26日にはアウェイでも対戦する。しかも、開催地は平壌。2011年以来となる、北朝鮮国内でのゲームだ。
最終ラインは右から毎熊晟矢、板倉滉、谷口彰悟、伊藤洋輝か。町田は公開部分の練習には参加しておらず、コンデション面では谷口の方が上回っていそうだ。ボランチは遠藤航を軸に、相方に田中碧が起用されるか。遠藤はこのチームのキャプテンであり、森保一監督の信頼が厚い選手。相方は守田がベストチョイスだけど、アウェイゲームを考えると第1戦は田中の可能性が高いか。2列目は、先述したように三笘薫と伊東純也が召集できておらず、その代わりが今回のカギとなる。その状況で予想される構成は、右から堂安律、久保建英、中村敬斗か。1トップは上田綺世からの小川航基や川村拓夢もみたい。
と言うのが本筋だけど、伊東三苫の看板がいないこの試合、2列目の組み合わせを見極めるにはいい機会だ。個人的には三苫がいる場合はトップ下に久保、右に堂安の左あがり、伊東がいる場合は、トップ下に南野、左に中村の右上がりが好きだ。個の相性でも久保と堂安、伊東と南野の組み合わせが合うと思う。ポジションを頻繁に変える久保とは、同じくポジションを変える堂安とは相性がいいけど、相手のポジションみて動き出す南野や、自分の周りにスペースが欲しい三苫とはイマイチな感じだ。この試合2列目が中村-久保-堂安になると、どうなんだろうか。田中が前に出ると、さらに真ん中が密集するのが想像できちゃうな。これでは相手にとっては簡単な守備になっていまい、カウンターを食らう回数が増えてしまう。ならば久保を右で先発、そうなるとトップ下に南野、左に中村がベストチョイスか。間違っても左右に浅野や前田では、根本手な三苫伊東不在は解決しない。