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2013年06月16日
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前回(6回)は、タカミムスビとカミムスビの"タカミ"と"カミ"の意味を検討して、タカミは物・農業、生産道具などの神で、カミは"隠れの事"、神事、技術など見えない部門の神と解いた。

 

日本は統治機構、高天原が出来た時、物と心を重視して、物の高度化と繁栄と、心の豊かさ、幸福感を満たす専門部署の責任者を選んだのである。

 

日本が世界一平和な独自社会・文化・思考を持つのは、高天原が他国の権力者が省みない国民の心の豊かさを願って専門の部署・責任者を置いた結果である。

 

人は目に見える物は注目するが、心にも注目して、物と心の責任者を創設したのである。つまり、高天原が作られた最初の建国から、日本は国民を子供と思う思考が実施されたのである。

 

皇室の思考や行事は、高天原文化の継承であり、各地の神社で

"お田植え祭"などが行われるのも、弥生時代の高天原時代の継承なのである。

 

なお、タカミムスビとカミムスビの両組織が全国に作られた。この各地の組織に常駐したのがカミムスビの組織であり、タカミムスビの組織は、目に付く相談事で忙しく不在も多かったようだ。

 

もう少し言えば、神話・伝説の残る"来訪神"はタカミムスビの組織の人々であり、カミムスビの組織は各地の穀倉(後の神社)に常駐して、織物や、稲作の指導もしていた。

 

後の高天原で天照大神が織物をしているが、同様の事が各地でも行われていた。もちろん、高天原仕込みの知識で、倭人伝の卑弥呼の婢千人が知識を得て天下った。この女神が指導した女性の織物は近代まで各地・各戸に残っていた。

 

また、タカミムスビとカミムスビは、一家の主人と妻の象徴でもある。男と女の指導神だ。今に妻を「カミサン、オカミ」とも言うのは、カミムスビの指導受けた神話時代の名残である。

 

 

ムスビのカミ

 

タカミムスビ・カミムスビと共にムスビが共通する。高所から指導するのでなく、ムスビは離れている物・心・人・集団を結ぶ・固める言葉である。ムスビは対等で"指導"と比べて暖かい。

 

「縁結び」と言えば出雲大社が有名だが、縁結びは結婚だけでなく、高天原時代では人々の生活向上に物や心、知識を普及したのであり、対等の立場で実施したことをムスビが示している。

 

今の言葉で言えば、高天原が出来た時に、上下関係ではなく、対等なムスビで「平等な人権」が2000年前の日本にあったと判る。宇摩説で「日本は人類の理想郷」と何時も言う論拠の一つ。

 

日本が世界が植民地時代に「民族差別撤廃」を、国際連盟に提訴した元でもある。この提案は賛成が大多数だったが、英国・米国などの横槍で否決にされた。

 






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最終更新日  2013年06月16日 11時16分08秒
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