日本を考える三島のブログ

今日相場の動き

今日の寄りは、１００円近い穴を開けて今年の新高値で始まった。穴開けは相場の強い印であり、買いが殺到した時に起こる。だが、何故か、その後直ぐに売りが出て、昨日引け値まで押した。

つまり、この下げは相場やチャートを知らない売り方の先物によって下がったのである。しかも、その後急騰して、亦新値を追った。これも非常に強い動きであり、相場を知っていると売らない場面である。が、今日一日、この水準の売りが続いた。

先の８９６で書いたように、先物売の中心だった中国政府系ファンドの底は見え始めている。彼らのアホ左翼の指導・助言者も含めて、トコトン相場が下手糞だといえる。

下手糞でも大金を動かすと相場が歪む、今日の相場は損典型であろう。お蔭で、引け３００円高は不発に終わった。

中国政府系ファンドが株を無くしたのは、売り叩いた中国に対して、米国系の投資家が買った事を意味する。つまり、目に見える国防認識関係の動向と同じように市場でも起っているのだ。

証券界は資金が物をいう。５月の暴落時に、売り方の資金が不明、当分買い中止を宣言した。

そして、半年経った１１月初旬に相場を大きく動かす資金がなくなっていると判断した。その後、ジリジリながら、今年の新高値に進んだ。大勢判断は正確である。

泥沼の新高値付近は、抜けると大きく飛躍する。この時には、３０００円高が出てくる。これは流れであり人為的抵抗があっても変化する事は無い。ただ、後にずれるだけである。

資産分割や、資金余裕のある人は、あれこれ、資金に合わせて買っておきたい。もちろん、分散投資である。どれを持っても、株の買いは循環するので買われる時が来る。

分散投資は、資金を１０に分けて１０銘柄買えば、一点集中投資の１０倍の喜ぶ日があると言うことである。しかも、１０倍の商いで経験も豊富になり、視野も広がる。

とにかく、今後は最低でも、３年程度は上層相場だ。私は、１０年程度上昇するだろうと見ている。資産分割は思い切って早くする者の勝である。