宇摩説視点 587 株式投資 長年見てきた株の儲けと、雑誌で選んで損した株
最近の大きな乱高下に思う 今回の大きな波乱は55年の投資経験に無い初体験だ。理由は、過去には20年もの長期低迷が無かったこと、上昇初期から外国人投資家が参入する相場も始めてである。 これらの関係で上げ幅は大きく、8,000台から、16,000円近くとダウのほぼ倍増が半年未満と短期で起こり。大きな上げの反動も大きく、記録的暴落を呼んだ事など、これも初体験である。 先のブログで、投資家は上げたら買いたくなるが、その心を抑えて売ることも考えること、下げたら売りたくなるが、逆の買いも考えること、などは、相場と心理は、どんな時にも有効である。 したがって、今度の暴落の下げは買い場なのであり、売り場ではない。特に現在の日本経済を考えると、日本の再建・復活は始まったばかりであり、しかも、好転の方向にある。 右往左往する時ではない。ただ、底値を確認して出動したいので、株投資のブログを休んでいた。そして、今日の相場から、寄り付きの値段が底の気配がする。 今日の動き 今日の寄り付き、13,943円は、金曜日に付けた、13,981円を割っている。下値の切り下がりは、今後も下げの予兆でもある。だが、寄り付き安で戻っているのは、下から受けた動きで底打ちの前兆でもある。 まだ、安心して買える状況には無いが、打診の新規買い、持ち株の2割以上、3割近い、またはそれ以上の下げ株の難平買いを入れる時期のように思う。 私は先に売り報告をした、アイフルやケネディクス、東電を狙っている。そして、短期のディトレには、高値が、55、000円、安値が、48,550円と、差し引き6,450円のケネディクスが最適だろう。 アイフルは、1,630円の売りだから、引値、1,036円は、ほぼ、6,000円の下げで、594円幅だ、売値から、36%下げている。売り代金は二株で326,000円だから五割り増しの3株が買える。 ケネディクスは、73,500円売り、二株で147,000円、引け値は、52,000円だが、割れもあるので、50,000前後で、三株の指値買いが出来る。 これらは、大成功の例だが、安い時の株を残しているので、資産そのものは、大きなマイナスである。これを、投資の授業料とすれば、遊びが成功と言うことになる。 株は必死で儲けるのでなく、長期見通しに合わせてのんびり時間を掛けて、小口(分散)で数倍の益を出すのが、最も、良い方法である。 東電は今日も下げて、612円、-39円であった。グラフ的には、500円近いところまで有りそうだが、550円前後で追加しておきたい。株数が増えると、波で上記のような遊びが出来る。 何度も書いたが、東電は500円額面、普通の50円額面に換算すると、55円である。現在他電力が、1,300円前後の半分以下であり、事故が無ければ、通常、他の電力の5割程度上にいる。 数年の持続だと、追いつき、追い越すことであろう。これを基本認識にして、吹き値売り、下げ買いで、年に1~3度の波を楽しみたい。配当の関係で値動きが普通は2度はある。 このように、自分が持って見ている株の値動きを、小資金で遊ぶのが良い。最近、ダイヤモンドザイや、監視を、四季報、500などから選んだ株が多く失敗している。 下げた株 ソフトブレーン、19,820円で買って、引けは、13,880円、6,000円の下げだから、3割強、上から3割は、現状から高値は、ほぼ、倍の値段である。今度の下げで難平しようと思う。 この株は、今期の減益が出て下げた。もう一つ、「もしもし・・」も、同様の立の下げであり、これも、打診買いより少し多めに買う予定である。 ということで、手持ちで株価を長年見てきた株が儲けには強いのであり、雑誌で選ぶと、私でも失敗するという、実例である。だから、益金は株で残せと言っている。 5年ほど前は、300銘柄を越えて持っていたが、民主政権の間、信用取引が大きな損ばかりで、今は、現物90ほどに減ってしまった。まぁ、減ったが投資資金が残っているので、株の損は、株で戻せば良いと思っている。