2005/08/22(月)19:33
それでも、自分でない人が書いた恋の話を人々は求める
by 時田秀美 (ぼくは勉強ができない」 山田詠美)
「人は恋愛に関する本を読むことで、何を確認したいのか??
どんなに尽くされた言葉でも、自分の感情とはどこかが違うものなのに」
年上の桃子さんとの恋に悩む高校生、時田秀美の物語。
「勉強だけができたって、もてなかったら意味がない!」
こんなにはっきりと、現実を示すセリフがあっただろうか??
私の中で、秀美はモテる男ナンバー1です☆
とはいえ、色男って感じではなく、
自己嫌悪に陥ってみたり、悩んでみたり、
かなり人間くさいヒーローなのですよ。
「血のつながりが恋愛話に適さないのは、それが、
あらかじめ浪漫から最も遠いところにあるものだからだ」
皆さんは、幼い頃を含め、
家族と自分の恋愛話をしてきましたか??
たまに「母親とは、友達同士のように何もかも話し合う」タイプがいるようですが、
多くの場合、思春期になると、隠したがるものですよね~。
特に、私のような一人っ子の場合、
家の中での恋愛話なんて、皆無です。
幼稚園の頃くらいまでかな~。
「○○くんがかっこいい! 好き!」だなんて親に言ってたのは。
ツーショット写真がアルバムに張ってあるし
というわけで、基本的に家の中で恋愛話なんてしないものですから、
私が誰と付き合っているのか、別れたのか、
母親(父親なんて、なおさら)は知らないわけですよ・
別れて一年以上経った今でも、
「○○さんとは最近会っとん?」
って。。。
いやいや、ごめんけど、詳しく説明するもの億劫だわ・
注 読書感想文に向いているかどうかは・・・微妙。