|
カテゴリ:イタリア(ミラノ以外)
温泉好きな日本人は多いと思いますが、イタリアも温泉が沢山あります。
テルマエロマエの漫画をご存知の方も多いと思いますが、昔から温泉を楽しむ文化のある国です。 だけれども、ちょっと日本人が温泉に行く感じとはちょっと違うのかなっと思います。 温泉と言ってもイタリアではスパが多く、高級な感じで値段も一回40ユーロくらいからで、気軽に行けるものではなかったり、逆に天然露天風呂でタダだったり(行くのが大変)。 仙台出身の私としては500円~1000円くらいで気軽に行けるところの温泉がいいのですが、残念ながらそういうところはないようです。 今回ミラノから車で1時間くらいの所にある、サリチェ温泉という硫黄系のスパ温泉に行ってきました! 古くからの温泉町で、湯治ができるのでご年配の方々がバスで沢山来ていました。 ![]() 外観は古いのですが、中は清潔感のあるクリニックのような雰囲気で新しく改装したばかりのような感じでした。 今回は初めてだったので、スパの温泉プール+サウナ+塩部屋に入れるコースにして40ユーロ(約5360円)でした。 ガウンとタオルは貸してもらえますが、水着、帽子、サンダルは持参です。 そしてそれプラス、湯治体験もしたいと思い聞いてみると、ファンゴセラピーが受けられるとのこと! ファンゴセラピーとは温泉泥を用いた温泉療法で、温かい泥を身体に塗って発汗を促す温熱セラピーのことで、腰痛など慢性的な痛み、婦人病の改善・疲労回復・デトックス・冷え性の改善等に効果があるそうです。 温泉に入るよりも温泉の成分を吸収でき、体の芯から温まるので温泉だけに入った後より、体の暖かさが持続する感じです。 医師の診断書をもらってくれば保険も効き、保険が適用になるとものすごく安い! 沢山いたご年配の方々は、おそらくこれを使って毎日のように来ているんだと思います。 かるく医師のカウンセリングをして血圧を測って、婦人科系にいいというコースにして18ユーロ(約2412円)。 予約の時間まで塩部屋で軽く睡眠、海に居るのと同じ環境なのだとか。リラックスできました。 そしてサウナや温泉プールですごし、いよいよファンゴ。 湯治が出来る場所はスパのように綺麗ではなくて、古くから使い込まれているようでした。沢山の小部屋に分かれていて、一気に少なくても15人は施術できる感じでした。 寝台とお風呂つきの部屋に通され、裸になります。 寝台で結構熱い泥をもられ、布を巻かれてミノムシ状態で20分。 その後泥を軽く取り除いてもらって今度は温泉水をはった湯船に浸かり、泥をこすって落としながら20分。 湯船から上がってまた寝台に寝かされ、暖かいタオルにくるまれて10分くらい、で終了。 汗もかいて体が芯まで温まりほっかほか、軽くなりました! ものすごく気に入って、やみつきになりそうです! このファンゴセラピーの為だけにここに行ってもいいかも! Terme di Salice S.p.a. via delle Terme, 22, 27052 Godiasco Salice Terme (PV) Tel. 0383 93046 Fax. 0383 92534 / 0383 933710 Mail: info@termedisalice.it http://www.termedisalice.it/index.php お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015年03月28日 19時29分38秒
コメント(0) | コメントを書く
[イタリア(ミラノ以外)] カテゴリの最新記事
|