|
カテゴリ:カテゴリ未分類
包丁で同級生を刺してしまった小学生の事件は、みなさんもご存知でしょう。
悪口を言われていて、いじめられていると感じていたことを誰にも相談できず、 思い悩んでいたということのようです。 自分の悩みを他人に話すのは勇気のいる事ですから、気持ちはわからなくもありません。 非常に残念な事件だと思います。 このニュースを見て、多重債務におちいってしまった人の心理に酷似していると感じました。 友達から悪口を言われている、いじめられている、などという話は誰にでも話せる話題ではありません。 借金問題も同じです。誰にも相談できなかったことが事態の悪化につながるケースが多いのです。 自分ひとりで悩むというのは、非常に孤独です。毎日が孤独との戦いです。 孤独に耐え切れなくなった時が、最悪の事態を招くものです。 よく「借金ごときで自殺するなんて…」と思うことがあるでしょう。 それは借金に悩んで孤独を味わったことがない人かもしれません。 孤独になるということは、非常に不安で、恐ろしく、思考が全く正常に機能しません。 借金で自殺したというより、孤独に耐えられずに自殺したと言えると思っています。 この小学生も、非常に孤独だったのではないでしょうか。 「誰かが気付いてあげれば…」というのはよく言われることですが、人間は(特に子供ならなおさら)孤独な人を避ける傾向があるので、周囲のフォローというのも少なかったのではないかと思います。 他人(特に大人)の前では元気なふりをしたりするので、わかりづらかったかもしれません。 多重債務者も同じです。他人には自分の窮地を感じさせないように努力しますので、気付きにくいのです。 もし自分が孤独だと感じたら、とりあえず挨拶をするなど、何かしら他人とのコミュニケーションを取るように心がけて下さい。 そして子供達には絶対に孤独にならないように接してあげて下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|