おうち。。。

 ちーの旅立ちの時は、迫っていた。

お仕事先から病院へ電話。

「いつ、迎えにこれますか？迎えにきてあげてくださぃ」

先生も　おうちに帰してあげたぃと電話の向こうで、必死に訴える。

まだ・・・いけなぃ。

ごめん、ちーくん、まだいけなぃの。

「せんせぃっ。どぉしても、生きて、ちーくんを連れて帰りたいんです。

延命を・・・

せめて、あたしが迎えにいくまで。

 延命処置をお願いします」

そして・・・奇跡は、起こった。

受けていたお仕事は、1日だけお休みが許可され

前日　コースを変更して、お客様が早く帰りたいとおっしゃった

間にあった

病院では、ちーくんが待っていた。

点滴と薬で、命を繋いで。

神様、ありがとぅ

 痙攣止めは　座薬から注射へ

先生とは　毎日　通院を約束

病院へ向う車の中では　何ども痙攣を起しそうになる

「ちーくん、大丈夫大丈夫。ここにいるからね」

もぅ体力は限界のはずなのに　体を撫でると　不思議と痙攣は、止まった

体温を奪われないようと温度管理

ペットボトルのゆたんぽを使った

病院で借りた機械で点滴。

腕についてる管から、薬を入れるほかに

夜は、注射を自分で打たなければならなかった

針が刺さると、

「いたぃなっ！」とゆぅ顔をされた

ちーくん、ごめん。

1月２２日夕方。。。ちーくんは、血を吐いた。

呼吸は、小さくなって・・・

旅立ちの時は、近づく。

「ちーくん・・・ありがとぅ。

いっぱぃがんばったね。

少しゆっくりしよぅ。

おかぁたんは、ちーのこと忘れることはないよ。

今までありがとぅ。。。」

そぉ、声をかけた。

1月２３日。

午前3時過ぎ。。。

ずっと付いていたアタシに　ちーくんの声が聞こえた。

「おかぁたん・・・暗くちて・・・目を閉じてほちぃの」

電気を消し・・・わずか、３０分の間だった。

はっとして、ちーの側へ行くと

ちーは、静かに旅だっていた。

1月２３日午前3時３７分

不思議と涙は、出なかった。

もぅ、ちーは、苦しまなくていいんだなって思った。

お気に入りの2階へ抱っこしてあがると

ハラハラと雪が舞った。

あたしは、うさこさんと下へ降り、眠った。

目が醒めて、虹の橋のたもとへ行くのに、迷子になるといけないと

ねっちと同じ火葬場を選び、ちーが大好きだった、公園で、車を止めて

しばらく話しかけていた。

ちーの亡骸と過ごす事は　考えていなかった

病気の体から　早く開放してあげたかったから

ぴろぽんとアンジュさんからもらった首輪とバンダナが旅立ちのお支度

会社からもらったお休みは　1日。

翌日、お友達経由で、知り合ったきゃろさん　ひでのひめさんからお花が届いた。

「かわいぃお花を贈ってくださぃと言われました」

お花屋さんの言葉を聞いて・・・

あたしは　　頂いたお花を抱きしめたまま、号泣。

でも・・・心は、穏やかになっていった。

ちーが、哀しみをすべてを持って旅だったんだと感じた。

ちーくんを想って過ごせるのは1日。

応援してくれた皆さんにお礼の記事をアップした。

 お☆さまになりまちた=^_^=

想えば・・・

体調悪化した頃から、ちーは、カメラを向けると

よく笑うよぅになった。

今、記事で使用してるのは、その当時のもの。

そして　あたしの心に語りかけるようになった

人間のおトイレで、おしっこをし、ちっさな子供のよぅにあまえっこだったちーくん。

あたしは、超能力者でも、霊媒師でもないけれど。

今も、ちーくんの声が聞こえる。

お友達になった人の記事で、動物愛護や病気で、苦しんでる子の所を見てると

「おかぁたんっ！」とだけ。

それは、すべての記事ではないけど

あたしは、その声が聞こえると

自分に出来ることを探すようになった

おそとの子として暮らし、自分で、飼い猫になる道を選んだちーくんが

それまでの辛さ、にゃんこの生活を

あたしに伝えようと残したものでしょう

ブログで蘇らせよう！

そぉ思いついた

そして　ちーが繋いでくれたお友達の輪を

大事に広げていこう

これからも・・・

この先も・・・・

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最後まで読んでくださり、ありがとうございましたm(__)m