屋根の上のミュージカル

１９８０年８月５日その日も車で(友達の運転で…)河口湖に向けて車を走らせていた。
屋外のイベントも珍しくなかった、河口湖湖上祭にピンク・レディーが出演するので友達５人で車で向かっていたのであった。
早めに到着していつもの事ながら衣装を楽屋に運ぶ等お手伝い開始。
スパンコールのついた衣装を何着かまとめて持つと結構重いもので自分も友達も、肩に担いで持って楽屋へ。
今ではほとんどといって残っていない衣装を運んでいたのも貴重な体験ですけど、いつも昔の話を書いていると、なんで写真を撮っていなかったのか悔やんでしまう。
ミーケイと撮って貰った写真とか仲間との集合写真は残っていますが、日常的な写真があまり残っていないのである。
当時にブログがあればなんでもかんでも写真を撮りまくりだったんだろうけど、おっかけ真っ只中ではそんな写真載せられませんけどね。昔話だから出来る話もありますからね。
お手伝いが終わり湖畔を散策しているとこにＴ＆Ｃ社長の加納さんがいてなぜかモーターボートに乗せてあげると声をかけて来てくれたのです。
いつもなから気さくなＴ＆Ｃの方々、喜んでモーターボート楽しませて頂きました。
河口湖湖上祭はピンク・レディーのターニングポイントのコンサートでした。


河口湖湖上祭
そしてショーも終わりこの日は物販がなかったので衣装の撤収も手伝い、そこで二人からモーターボート乗っていたね…と言われドッキリ！
どうやら楽屋の窓から、自分達がモーターボートを乗っていたのを見ていたようです。
なんだか悪い事しちゃったかな…人気絶頂の時代。
地方コンサートやイベントで各地に行っても駅からコンサートホールそしてホテルにしか行かず、外に出て遊ぶなんて出来ないですからね。
それから当時は車で行くとコンサート会場の出待ちはせずにとっとと車で移動。
高速の入口とかでピンク・レディーの車が来るのを待っているのです。
まあ、そんな事をしていたのは自分達ぐらいのものでしたが、シルバーのプレジデントが近づいてくると車を走らせます。
疲れて車の中で眠っていない限り窓を開けてくれる二人。
手を振ってくれたり会話をしたり、そして東京まで一緒に車を走らせる事も何度かありました。
勿論、家まではついて行かずに首都高でお別れしていましたよ。
車を運転してくれていたＧ君には感謝！感謝！